2018年1月29日 (月)

寝る食べる出す 三角形の猫暮らし

コトン母さんをそっと撫でると、ビクッと体を震わせる。何しろ人間に触らせたことがないのだから、甘え方を知らない。媚びない。ご飯を要求したことがない。時間が来ると、人間が勝手にご飯を出すものと思っている。そんなコトンにとっての青天の霹靂、人間と同じ屋根の下での暮しがはじまった。

居場所は私の仕事机の下に置いた段ボール箱。2メートルほど離れたところにお食事処、そして一方にトイレ。これを線で結ぶとちょうど三角形の動線になるが、もう半月になるのに、この三角形の動線から外れたことがない。家の中を点検しようという気はないらしい。気持ちよさそうに寝ている姿を眺めていると、家に入れてよかったと思うのだが、当のコトンはどう思っているのだろう。快適な暮らしに不自由はつきものと観念しているのかもしれない。

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コトン母さん、ついに家の中に

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13年間、触ったことのない猫、触らせなかった猫、コトン母さんをついに家の中に入れることにした。大雪が降る数日前のことだった。外の猫ハウスで暮すコトンが風邪を引いたのか鼻水を垂らし、くしゅんくしゅんしていて一向に治る気配がない。朝晩湯たんぽを入れていたが、小さな湯たんぽではすぐに冷めてしまう。息子のクロがいるときは互いに暖め合っていられるが、クロが家の中にいることが多くなると、寒さに震えているのではないかと、気になって仕方がない。ついにコトンを家に入れる決心をしたのである。

意外にも移動作戦はすんなりと運び、コトンも暴れることなく、無事終了。以前用意したゲージもあったが、段ボールの中で落ち着き、外に出ようとするそぶりもない。これでまずはひと安心。ポポの怪我と重なって、あっちに目をやり、こっちを気にして、ミックやホウスケはへそを曲げるし、1月は大忙しだった。

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消えたポポ 消えない雪

昨年の夏ごろから朝夕ご飯を食べに来るようになったオス猫がいる。ポポと名付けた。他の外猫と折り合いが悪いので、ポポだけ家の中で食べるようになり、少しずつ慣れて、2階の私の部屋のベッドでしばらく休憩していくようになった。そして首の太さなど並じゃないほど立派な体になった。

今年に入ってから、右の耳の下を怪我したようで、床やベットカバーに血痕がついていた。オス同士の喧嘩なのか。市販の軟膏を塗ってみたが23日しても出血が止まらない。マタタビで猫のキャリーケースに誘導し、なんとか病院に連れて行った。病院では頑丈な皮手袋のお姉さんに抑え込まれ、血で固まった周りの毛を剃りとられ、何針か縫ってもらって帰ってきた。とても薬を飲ませられる状態ではないので、2週間効くという抗生剤の注射をしてもらった。そして塗る止血剤をもらってきた。

その日はしばらく家の中で大人しくしていたが、夜どうしても外に出ると言ってきかない。獣医さんからはしばらくは家の中に、といわれたけれど、血も止まったようなので外に出した。翌日は夕方まで姿を見せず心配したが、ご飯を食べにきたのでホッとしたが、それっきりで姿を見せない。もう10日になる。

雪が降ってどうしているのだろう。病院体験がよほど怖かったのだろうか。それとも体力が付いたところで、彼女を求めて旅に出たのだろうか。それならいいが。

22日に降った雪は寒波の襲来で25日に48年ぶりの最低気温零下4度を記録し、もう1週間も雪景色のままだ。ポポは消え、雪は消えない。

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2017年11月28日 (火)

「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き」を観る

NHKTVで放映している「世界ネコ歩き」の劇場版。副題が「コトラ家族と世界のいいコたち」。私は家でほとんどTVを見ないので、タダ券を利用して映画館で観た。用事を済ませたあと、午後3時すぎの上映に入ったら、なんと観客は若いカップル2組と単客2人の計6人。テレビで見ているので、劇場までは足を運ばないのかもしれないが。

津軽の雪深い冬をすごすコトラ家族の場面から始まって、春夏秋そしてまた冬へと季節を巡り、海外はイスタンブールのサフラン、シチリアのドメニコ、モロッコのインディゴ、ハワイのハナ、リオディジャネイロのシキンニョ、ギリシャのジャンパーたちが登場。魅力的な瞬間をたくさんとらえているが、それだけに撮影には時間と労力が惜しみなく使われているのだろう。

むかしローマのピラミデで猫ボランティアをしていたとき、岩合さんがテレビ番組の撮影でいらしたことがあるけれど、遺跡に棲む猫たちが初対面の岩合さんに親愛の情を示したので、ローマの仲間たちが驚いていた。

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ビラミデの猫たち

 

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2017年9月 4日 (月)

新顔ポポ

ひと月ほど前からキジトラのオスが顔を見せるようになった。外猫に出すご飯の匂いを嗅ぎつけたようである。朝晩食事に来る近くの飼い猫ラッキーと柄がそっくりなので、最初はラッキーと見間違えていたが、ラッキーはしっぽが見事にないのに、新顔は長いしっぽの先が曲がっている。区別するためにシッポと呼んでいたが、それがポッポになり、ポポに定着した。ガツガツとよく食べる。完全な野良ちゃんのよう。手足が大きいからさらに大きな猫になりそう。あごの尖った顔も今に丸いデカ顔になりそう。コトン母さんは友好的だが、他のオスたちは嫌って、ご飯時になると騒ぎになる。しかし近頃はポポが真っ先に顔を出してご飯にありつき、平和主義の先住者たちは時間差で姿を見せるようになった。

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2017年6月14日 (水)

おしゃべり猫とむっつり猫

どうしてこうも対照的なのでしょう。同じ腹から生まれた兄妹とはとても思えません。オスのホースケは猫には珍しく足長で、細く、足長おじさんと綽名されている。名を呼ぶとニャーニャーとうるさいほどよく返事をします。一方メスのミックの体形はデブデブのどっしり、いまや横坐りするとおっぱいも横に垂れ下がる有様。滅多に声も出しません。お腹が空けば、足元にすり寄るか、餌場の食器の前でひたすら無言で待つだけ。どうしてこうも対照的なのでしょう。同じ腹から生まれた兄妹とはとても思えません。

そういえば2匹のお父さん猫はおしゃべりで、面倒見のいいビックサイズ、コトン母さんはとても用心深くて、ほとんど声を出さない、スモールサイズ。コトン母さんは自分にない遺伝子をしっかりと選んだわけだけど、オスとメスでこうもはっきりと分かれるとは…
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2017年5月23日 (火)

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読んでいる新聞記事に坐る猫

 

沈黙が猫の欠伸で救われる

 

猫集会月がでたでた輪ができた

 

猫がいて会話成り立つ老夫婦

 

猫ブーム漱石さんも苦笑い

 

耳を立て尻尾を巻いて聴くバッハ

 

内と外どちらを選ぶ猫暮らし

 

黒枠に収めたあとに猫帰る

 

気がつけばわが身と同じ猫の老い

 

猫さまは高額医療われもやし

 

白猫が黒板塀を越えてくる

 

老猫も誘いに負けて紐遊び

 

膝の猫いのち預けて夢のなか

 

猫語なら同時通訳任せてね

 

名を呼べは耳で答える塀の猫

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2016年8月16日 (火)

内と外どちらを択ぶ猫暮らし

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家猫として11年、一緒に暮らすミックもホースケももとは野良猫コトンの子ども。クロも同じ腹から生まれた兄弟なのだが、クロは外暮らしを択び、母親のコトンと寝食を共にしていた。親離れ子離れができていない親子だった。ところがここにきて異変が。クロが一日の半分を家で過ごすようになったのだ。人間が夕方1階で食事をしている間に2階の窓の網戸を開けて入り、エサ場で食事をした後、トイレを使い、3階のM姉の部屋で過ごすようになった。なぜそう決めたのかわからない。クロはコトンにいつもくっついている甘えん坊で、私はその黄色い声が気に入らないのだが、コトンからもういい加減にしなさい、と突き放されたのかもしれない。

コトンは母親なのにとても小さくてクロと並んでいるとクロがまるで親のように見える。コトンは優性遺伝を考えて、大きな茶虎を相手に決めたのかもしれない。もう十数年も人間にエサの面倒を見させながら、コトンはいまだに触らせない野良のなかの野良。でも近頃はさすがに目の前で、触ろうとすれば触れる位置で食事をするようになった。数年前の真夏の40日間、コトンは一度も姿を見せなかった。ついに死んだのかもしれないと、一度は黒枠写真になったコトン。よたよたながら食欲旺盛。立派に生きている。

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2016年4月 6日 (水)

練馬区立美術館の猫

美術館前庭の美術の森緑地にはクマ、ゾウ、キリン、ゴリラなどカラフルな動物彫刻が散在しています。そして、猫ちゃんも見つけました。

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2016年2月13日 (土)

猫とさかな

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猫飯はむかしご飯におかかでした。何十年か前、猫缶が出始めたころはご飯に缶詰を少し混ぜて食べさせたものでした。近ごろの猫は人間同様ぜいたくになってしまって…。魚を食べるにも頭や尻尾、骨もちゃんと残すのですから。でもこの猫ちゃんのようにきれいに魚を食べる人間が少なくなったのも確かですネ。KAZさんの新作。

けさは外猫のコトンとクロが人間の残り物、ブリの刺身をうまいうまい、と食べました。

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