展覧会

2017年6月24日 (土)

ジャコメッティ展を観る

 

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若いときに結構夢中になった彫刻家。矢内原伊作やサルトルの本などを読んだっけ。細長い女性立像が立ち並ぶ姿を眺めていたら、これは観音様だ、と。神々しさを感じた。初期の作品、女=スプーンがよかった。最近の展覧会の傾向として、観客へのサービスなのか、一部屋だけ、あるいは一部の作品だけ撮影OKが多い。犬と猫の絵葉書を買った。国立新美術館で94日まで。

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「水墨の風 長谷川等伯と雪舟」展を観る

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水墨画の雑誌編集に関わっていたことがあるので、多少は水墨の知識がある。そのためか作品を観ていて、なるほど、と自分への答えが返ってくる面白さがあった。等伯の六曲一双「竹鶴図屏風」は、数年後に描いたあの有名な「松林図屏風」を想起させるが、その時代背景に思いを馳せるとドラマチックである。私の好きな浦上玉堂の小品もあった。出光美術館で717日まで。

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近くの日比谷公園にあった古代スカンジナビア文字碑。

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2017年6月14日 (水)

ブリューゲル「バベルの塔」展を観る

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ミュシャ展と違って、行列ができていなかったので、よかった、と中に入ったらやはり結構な人だかりでした。入り口付近にあった聖人の木彫がよかった。ブリューゲルの奇形な怪物にあちこちからカワイイの声が上がったのには驚いた。

それほど大きくもない「バベルの塔」の作品には米粒ほどの人物が1400人も描かれているという。私たちは超高層ビルを驚きもなく見ているけれど、1500年代にこれを観た人たちの驚きは計り知れないものがあると思う。

スクリーンのある部屋ではその絵をCG画像で見ることもできる。建築中の塔で作業している人たち、資材が上に滑車で運び上げられる様子などがまるで実際のように動いて見られる。

そのあと、国立科学博物館で「大英自然史博物館展」も観たけれど、ここでもCGが存分に活用されていて、たとえば、化石の始祖鳥が次第に立体化され、羽が生えて誰もいない博物館のなかを飛び回ったり、イルカが泳いだり、アヒルが歩き回ったり、こんな映画があったと思うけど、展覧会の見せ方もずいぶん変わってきたなと思いました。
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2017年6月 3日 (土)

高円宮家所蔵 根付コレクション展

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いつだったか、庭園美術館で高円宮根付コレクションを拝見したことがあって、印象に残っていました。根付は江戸の文化文政年間(18041830)に最盛期を迎えたもので、その頃の作品のコレクションばかりを想像していたら、現代作家の素敵な作品もたくさんあって、現代でも息長く小さな芸術品として制作されつづけていることに驚きました。根付は海外でも人気があるといいますが、江戸の洒脱なセンスが継承されていることを感じました。動物や身近なものをユーモアたっぷりに表現した作品の数々を楽しませてもらいました。國學院大學博物館で723日まで。

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2017年5月30日 (火)

ミュシャ展を観る

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いやー驚きました。もちろん絵にも驚きましたが、それ以上に観客の数にです。3月から始まったこの展覧会、6月5日で終了というので、土曜日だったけど、他の日は都合が悪いので出かけました。朝一番ならまあ空いているだろうと思ったのは、まったく甘い考えでした。開館の10時少し過ぎに到着したのに、すでに長蛇の列。せっかく来たのだからと最後尾に並ぶと待ち時間70分の立て札。蛇腹の列で、延々と歩かされ、やっと建物に入ったと思ったら、中でも蛇腹の列、エスカレーターで2階の会場へようやくたどり着いたのが11時20分でした。

もちろん会場も人の波。巨大な作品(6×8メートル)が20点、壮観でしたが、なんとか部分的に見ることはできても、落ち着いて全体をみることなどとてもできません。次の部屋は撮影可で、みなが手を上に伸ばしてスマホで撮影しているという異様な風景で、並び疲れと喉がかわいていたのとで早々と退散することにしました。

作品は世界初公開の「スラブ叙事詩」。パリで成功を収めたアールヌーボーの代表画家ミュシャが故郷のチェコに戻り、17年の歳月をかけて完成させたスラブ民族の一大歴史絵巻。キリスト絵画と同じで歴史的背景がわからないと、ただ圧倒されてスゴイ!! で終わってしまいます。私も「芸術新潮」で少しは予備知識を得ていたけれど、その程度の理解です。でも観てよかった。

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2017年5月15日 (月)

「茶の湯のうつわ 和漢の世界」展を観る

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いま東京国立博物館では「茶の湯」展、東京国立近代美術館では「茶碗の中の宇宙」展が開催されている。どこも結構な人出のよう。東博は5月初めに入場者10万人になったとか。出光美術館の「茶の湯のうつわ」展には、江戸時代に武家だけでなく、町衆にまで広がった茶の湯の風習のなかで、人気を得た和漢の茶碗などが並んだ。京焼の野々村仁清の華麗な色絵、尾形乾山の現代的な図柄などが町人文化の花開いた江戸を彷彿とさせる。展覧後はロビーでひと休み。ここからの皇居お堀の眺めが美しい。
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2017年4月22日 (土)

びわ湖長浜の観音様

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美術館の帰り、去年3月に上野にオープンした「びわ湖長浜KANNON HOUSE」に久しぶりに寄りました。今回お出ましの観音様は長浜城歴史博物館蔵の「聖観音菩薩像」(像高97.8cm)。凛々しい感じの観音様でした。来月半ばにまた別の観音様と交代されるそう。

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スケ―エン デンマークの芸術家村展

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国立西洋美術館の新館展示室で観ました。スケ―エンとはデンマークのユトランド半島の北端にある街の名前なのですね。19世紀、20世紀初頭に描かれた、そこに住む人たちの暮らしぶり。漁師の仕事や海辺の散歩、縫物をする女性たちなどがいきいきと描かれていて、土地の匂いや人々の声が聞こえてくるような魅力がありました。スケ―エンに行ってみたくなりました。砂浜を歩いてみたくなりました。砂浜の写真はウェブ上から。もう1点は西洋美術館新館から中庭をのぞいたもの。

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第47回日彫展 寒河江淳二さんの作品

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寒河江さんの作品は、いつもと同じモデルさんの裸体像。タイトルが難しい「漼き」。サイを訓読でどう読むのか後姿がリアルでした。

ちょうどお隣ではブリューゲルの「バベルの塔」展も始まったところで、見たいと思ったけれど、次々と人が入場していくので今回はパス。旧約聖書に登場するバベルの塔。絵の中になにしろ米粒より小さい人物が1400人も描かれているという。誰が数えたのか。東京都美術館で。

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2017年4月 8日 (土)

2017 U展

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最近また絵を描きはじめた友が出品しているというので、埼玉県立近代美術館に行ってきた。おもに自由美術に属する人たちの作品らしいが、全体に未完成のような初々しさが感じられて好感を持った。いわゆる公募展と違って、展示がゆったりしているせいもあるのかもしれない。「ディアーナ」でランチ。友は絵を描く楽しさ、悩みを語った。夢中になれるものがあるのはいい。この美術館の地下にはジャコモ・マンズーの「枢機卿」を中央に、その左右に舟越保武の「ダイアン神父像」とヴェナンツォ・クロチェッティの「マグダラのマリア」がある。そのどれもがいい。

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