展覧会

2017年12月22日 (金)

「熊谷守一 生きるよろこび」展を観る

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開館いちばん乗りで観た。猫ももちろんよかったけれど、強く印象に残った絵は、「ヤキバノカエリ」(1956年)。絵は真ん中に立つ守一の長男の黄が、若くして亡くなった長女萬の遺骨を抱き、左右に守一と次女の榧が並んで歩く構図。顔に目鼻もなく、線と面のシンプルな画面だが、それぞれの心が伝わってくるような一枚。次女の榧さんは画家で、熊谷守一美術館の館長をしているが、榧さんと親しいクルミさんから時々話を聞いているので、父娘のつながりを思った。そして虫や花の絵。じっとみていると、画面の蟻が動きだす。

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2017年12月 3日 (日)

吾輩の猫展

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日本画家の寒河江智果さんが出品しているというので、見に行った。現代作家70名が描く、つくる「吾輩の猫」。夏目漱石生誕150周年、新宿区「漱石山房記念館」開館記念だそう。いろんな猫ちゃんがいて面白かった。寒河江智果さんの作品「光と影」(72.7×91.5)は少女の周りにたくさんの猫がいて、少女にも猫の耳があり、首輪をしている。猫の女王様のよう。猫たちの表情、しぐさがじつにいい。日ごろから猫をよくよく観察して、知っている人ならでは。力作秀作である。フジイ フランソワさんの「威を借りるねこ」も印象に残った。佐藤美術館で1224日まで。

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シャガール 三次元の世界

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シャガールというと、空中を飛んでいる女性の色彩豊かな絵をまず想像する。私にとって、嫌いではないけれど好きでもない画家に属するが、クルミさんから彫刻があると聞き、シャガールに関するメモもいただいたので、観る気になった。

彫刻は初めて観る。大理石の荒削りの素朴さがいい。聖書を主題にしたものが多かった。絵と立体との関連も興味深かった。絵もまとめて観ると画家の真髄に触れた感じがして見応えがあった。東京ステーションギャラリーで。銀座で女子会のあと、4人で観た。

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2017年11月12日 (日)

いけばな 百段階段2017

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タケイさんからチケットをいただいたので、クレイアートのイクさんを誘って行ってきた。9月から12月まで51の流派が9期に分かれて展示され、10月の終わりは龍生派だった。イクさんがかつて習った生け花が龍生派だったというので、ちょうどよかった。いいものもあったけど、特別の感想はない。花は自然なのがいい。

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2017年11月 1日 (水)

旧田中家住宅での現代版画展

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有形文化財に指定されている旧田中家(川口市)の建物が観たくて行ったのですが、10人の若手版画作家の作品がそれぞれ一部屋ずつ使って展示されていて、建物の良さを生かしつつ、作品がとても効果的に展示してあるのに、すっかり感心しました。この展覧会をプロデュースしたオクダさんにご案内いただきましたが、展示にまつわるご苦労の裏話も興味深いものがありました。

田中家は代々味噌醸造業で、この建物は大正12年に木造レンガ造りの3階建てが造られ、昭和9年に和館部分が増築されたそうです。細部まで神経の行き届いた内部の造りや調度品をみていると、当時の裕福な暮らしぶりが目に浮かぶようでした。JR川口駅からバス、と、ちょっと不便ですが、行った甲斐がありました。1118日まで。

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2017年10月14日 (土)

三沢厚彦 アニマルハウス: 謎の館

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木彫の等身の動物たち。好きな場所でかれらはとても居心地がよさそうでした。来客として訪れたこちらも思わず微笑んでしまうのでした。作品の素材は樟で鑿と彫刻刀で彫り込み、着彩するのだとか。友だちのリスのためにリスの作品、自分のためにネコとライオンの絵葉書を買いました。

嬉しいことに舟越桂さんの作品も観ることができました。デッサンもたくさんあって、ご本人は嫌がるかもしれないけれど、一瞬、舟越保武さんのデッサンかと思ってしまったほど。よかったです。松濤美術館で1126日まで。

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2017年10月11日 (水)

昼ふくろうの夢 3

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第81回自由美術展に出品したスズキさんの作品。頑張ってます。

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2017年9月22日 (金)

「第39回墨展2017 ―今日の表現―」にて

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27人の作家による墨をつかった自由な表現の展覧会。最終日の前日になってしまったが、拝見してラッキーなことがふたつあった。会場で作品を見ていたら、なにか絵を描いてください、と当番の女性から声を掛けられた。とんでもない、と尻込みしたけれど、なんでもいいので、描けば抽選で額入りの小作品が当たるという。観客のミニ作品をパッチワークにするのだという。それでは、と仙厓ばりに丸を描いて抽選箱から番号札を引いたところ、これが大当たり。片山春子氏の作品をゲットしたのである。次に驚いたのは、その当番の女性に名前を尋ねると、なんと、ええっ、以前お会いしています、お宅に取材でお邪魔しました、と一挙にその昔がよみがえった。画家の横山近子さんだった。力強い絵を描く方で、モロッコの旅の話など聞かせていただいたことが記憶にある。昔や今の話でしばし盛り上がって、楽しい時間でした。(中央区日本橋浜町・好文画廊)

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片山春子氏の作品 <agape> day after day

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2017年9月 6日 (水)

小嶋亮子作陶展

モデルのみいちゃんの紹介に「毎日お向かいの神社を探検! かくれんぼと追いかけっこが大好きなミケの女の子・・得意技は木登りとねずみ捕り! 」とありました。めぐまれた環境のなかで生きているみいちゃん、しあわせですね。

陶板焼きの小嶋さんの作品にはいろんなみいちゃんがいました。猫が大好きでよく知っている人の作品でした。後姿の耳にも表情があって感心しました。クルミさんの紹介で拝見。熊谷守一美術館3Fギャラリーで(8/299/3)。

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2017年8月18日 (金)

2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

板橋区立美術館の毎年夏の定番展覧会。原画展示のほか、絵本を自由に手にとってみられるのがうれしい。特別展示されていたメキシコの絵本作家、フアン・パロミノの作品がよかった。

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