旅行・地域

2020年8月29日 (土)

縁切り榎

4月に旧中山道の巣鴨から板橋宿の縁切り榎までを江戸楽会で歩く予定だったが、コロナで7月に延期、そして7月も再度延期となって、いま宙ぶらりんの状態だ。私は今回幹事役だったので、下調べに2回ほど歩いた。中山道は東海道と同様に江戸と京都・大坂を結ぶ重要な往還だが、海道が海や川の気象変化に左右されやすいのに比べて、中山道は木曽路などの険しい山道だが、日程に狂いが生じにくく多くの人に利用されたという。

ゴールとした「縁切り榎」は板橋宿でいまも人気のスポットで、絵馬が所狭しと下がっていた。そこに書かれてある文面を読むとスゴイ!!

川副秀樹さんの著書『東京の「年輪」発掘散歩』には、次のようにある。「本来榎は縁の木に通じ縁結びの木とされたが、なぜ縁切りになったかには諸説。飯盛女が馴染み客との良縁または馴染まぬ客との縁切りの両方を祈願したが、いつの間にか縁切りが突出。榎の皮を煎じて相手に飲ませると成就するといわれるようになる。皇女和宮の輿入れ時はこの木が婚礼の行列から全く見えないように根元から葉先まで菰(こも)をかぶせたという実話が残る。遠回りしたという説は有栖川宮親王家の第六皇女楽宮(さざのみや)のこと。」

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2019年12月 3日 (火)

スリランカの旅9(終)

・ナンバーイレブン

11月3日、いよいよ旅の最終日。コロンボの閑静な住宅地にあるバワの自宅兼事務所として使っていたナンバーイレブンを見学。町家のように入口が狭く、奥へ4軒繋げていった家。入口を入るとクラシックなロールスロイス。ここも外部との関係がうまくできていて、坪庭もある。バワが終生身近に置いていたものがそこかしこのあり、バワの息遣いが感じられる。屋上へと続く真っ白な壁と階段。上階には別荘のルヌガンガガーデンと同様、宿泊できるとのこと、泊まってみたい。

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・パラダイスロード・ギャラリーカフェなど

アルピコスーパーマーケットで買い物。残ったスリランカルピーで細かい買い物。ホテルに戻り荷造り。チェックアウト。お昼はパラダイスロードギャラリーカフェで。ここもしゃれている。雨と雷で、囲まれた水の空間に雨がしたたり落ちる。夜中のフライトなので、時間がたっぷりある。ゆっくり食事。そのあと、シーママラヤ寺院などをみて、ジェットウィングビーチで夕食。素敵なぜいたくなホテルばかりに泊まることができた。午前1時20分のTG308便でバンコク経由成田へ。おわり。

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2019年11月25日 (月)

スリランカの旅8

●ヌルガンガガーデンツアー

ベントタに移動。今日は一日バワディ。まずバワが週末に過ごした別荘の見学。「Lunu(塩)ganga(川)と名付けたのが、バワ29歳の時。弁護士だったバワはここに理想郷を造ろうと取り掛かるが、建築の勉強をするように勧められ33歳で英国へ。建築家になったのは38歳の時だった。ここはバワの原点であり、創作の場だった。」とカミヤさんの情報誌にある。朝昼晩とそれぞれ食事をする場所があり、庭園のお気に入りの場所で憩い、用事があるときは鐘を鳴らした。バワが好んだプルメリアの木があちこちにあり、枝に重りを付けて盆栽のように気に入った形を作ったという。ああ、何と気持ちの良い空間、ここは宿泊もできるとか。ぜひ泊まってみたい。ただし夜は星空か闇があるだけ。

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●パラダイスロードヴィラ

お昼はパラダイスロードヴィラで食事。ここもバワのセンスが溢れている。どこを切り取っても絵になる。

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●ホテルブルーウォーター

午後はワッドゥワルに移動。ホテルブルーウォーターを見学。バワの最後の建築。ヤシの木と水と建物。夕陽が水のスペースの奥まで差し込んだらきっと幻想的だろう。客室を特別に見せてもらった。ごくシンプル。

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●ヌガガマ

コロンボに移動して、ジェットウィングコロンボセブンにチェックイン。夜はシナモングランドコロンボホテルの中にある「ヌガガマ」で食事。スリランカの伝統的なカレーを全部食べられるというくらい種類が多く、有名なお店らしい。残念ながら雨のため、外のスペースでの食事ができず、急遽無味乾燥な部屋にセッティングしてもらったので、雰囲気がよくなかった。シナモングランドコロンボは4月21日の同時爆発テロに見舞われたところ。

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スリランカの旅7

今日から11月。だけどここゴールは真夏。さらにお天気にもなって、日差しが強い。汗をかく。初めてサングラスを着用。「ゴールは14世紀にアラビア商人たちの貿易地として繁栄、15世紀に明の鄭和が来航、16世紀にポルトガルが要塞を築き、17世紀にオランダ東インド会社が要塞を拡張して街を形成、そして18世紀にイギリスが支配する」と、カミヤさんからいただいた情報誌にある。複雑な歴史を持つ。要塞からの眺めがよい。上り坂の途中に蛇使いがいて、ちらっとコブラを見てしまった。

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旧市街を散歩。宝石店が多い。ランチはカニ、イカ、マグロなどの海鮮トレイ。中国人観光客がわんさといる。

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2019年11月19日 (火)

スリランカの旅6

●ジェットウィング・ライトハウス

10月31日夕、ライトハウスに到着。ここのフロントも外部に開かれている。正面の螺旋階段にはポルトガル軍とシンハラ人の戦いを表現したラキ・セナナヤケのオブジェ。まずこれに圧倒される。ヘリタンスカンダラマのフクロウを作った作家だ。その螺旋階段を上ると海へと広がるスペースに。夢心地の空間。ほんとに来てよかった。クルミさんに感謝。

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ここで忘れられないのがインド洋に沈む夕陽。旅の初日から曇りや雨の天気だったのに、有名な美しい夕陽をじっくり時間を追ってみることができたこと。幸運だった。

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2019年11月18日 (月)

スリランカの旅5

●列車でヌワラエリヤへ

10月30日、朝キャンディ駅から列車に乗る。約4時間、車内でクイーンズホテルのランチボックス。車窓から紅茶畑を眺める。ナヌオヤ駅で下車。先回りしていたマイクロバスで紅茶工場を見学。何人かが茶摘みの体験もした。お土産用に紅茶を購入。そのあと、今日泊まるグランドホテルへ。ここも英国式の格調高いホテルだ。まず、ハイティー(アフタヌーンティー)を。日本のドレスアップしたご婦人方が互いに写真を撮り合っている。こちらはもんぺ姿。このグランドホテルの庭園は美しいことで有名らしい。ボーイさんたちはさすがに礼儀が行き届いている。

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王朝風の家具の素敵な部屋に、2人分のスーツケースの荷物を散らかし、洗って乾かなかった洗濯物をそこかしこに満艦飾に並べた。すさまじい景色。そこへディナーでいない間に、ベッドの上にグッナイトのカードに花が添えられてあった。あー、見られてしまった! 恥ずかしい! 後の祭り。

翌10月31日は海沿いのゴールに向け南下し、ほとんど移動の日。途中、宝石採掘場の見学だったが、畑の真ん中でポツンと井戸掘りくらいの規模で3~4人で作業していた。もっと大規模なものを想像していたのでびっくり。引き上げた石と泥を仕分けて、原石は泥から選別するらしい。

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さあ、そして次なるバワのホテル、ジェットウィング・ライトハウスへ。

 

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スリランカの旅4

●ダンブッラ石窟寺院

2000年前に造られたという石窟寺院。歴代の王が増築していき、5つの石窟から構成されている。1991年に世界遺産に登録された。各寺院には釈迦の立像や座像、巨大な涅槃仏、そして天井や壁面はびっしりと壁画で埋め尽くされている。

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●キャンディ仏歯寺

ダンブッラからキャンディに行く途中、スパイスガーデンとノリタケファクトリーへ。スパイスガーデンでは、日本語の巧みなイケメン青年から庭園にある多種の薬草の説明を受けたので、ショップではついつい多大な出費。腰痛などの痛め止め薬や静脈瘤のアーユルヴェーダ治療薬、シワ取りクリームなど。まぁ、お土産にいいかなと。

夕刻近く、キャンディのクイーンズホテルに到着。いかにも英国式の格調高いホテルだが、旧くてお湯も出なかった。夕方、劇場でキャナディアンダンスを鑑賞。太鼓の音がすごかった。アクロバットのような技も。最後は火の上を歩く火渡り。そのあと仏歯寺を拝観。ここも世界遺産。靴を脱ぎ、セキュリティチェックを受ける。インドから4世紀にもたらされた釈迦の歯が安置されている仏教徒の聖地。日に3回本堂の扉が開くというが、供花を手にした信者の行列が続いていた。

翌朝4時半ごろ外が騒々しくて目が覚める。窓からのぞくと着飾った像を先頭に仏歯寺に向かう隊列。もう寝ていられない。同室のスズさんと散歩に行くことにした。キャンディ湖のほとりを歩き、仏歯寺に入る途中、柵の向こうに先ほどの像たちが仕事を終えてなだらかな丘を登っていくのが見えた。街中では犬にほえられた。見慣れない人間が来たよと知らせているようだった。犬はスリランカの至る所で自由に動きまわっているのに出くわした。ノラではなく、ご飯をもらってきちんと仕事をしているということなのだろう。牛もサルもリスもアヒルもにわとりも自由だ。

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2019年11月17日 (日)

スリランカの旅3

●ヘリタンスカンダラマ

今回の旅の一番の目的はヘリタンスカンダラマに泊まることだった。マイクロバスが主道路を外れてジャングルのような森の中を進んでいく。対向車が来たらどうするのだろうと思える狭い道。かなり行ったところで、車が停止させられた。爆弾探知機のようなもので、車の下をチェックしている。検問所のようなところか。そしてようやくホテルに到着。ここでも空港のような手荷物のチェックがあった。フロントは外に開かれている。むき出しの岩の通路を進むとプールから海へと広がるスペースに案内された。感激。ここでウェルカムドリンクとパスポートのチェック、部屋のキーをもらう。ホテルはレジデンス部分もあり、とても細長い。あのフクロウの彫刻が迎えてくれた。

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部屋に入るとテーブルには果物やお菓子などが盛られた器、ベランダの柵面は植物で覆われている。わぁー、ステキ、とガラス戸を開けると、キャーッ、サルが入ってきてテーブルのお菓子を盗んだ。慌ててドアを閉めると、ベランダの柵に次々とサルファミリーが現れた。そっとドアを開け、バナナを投げた。ドアには英語、独語、仏語、伊語で食物を与えないようにと注意書きのシールが貼ってあった。

ホテルの通路は外と一体となった空間なので、水の音、風の音、鳥の声がする。建築家のクルミさんにホテル内を案内していただく。日本なら無駄と思えるような空間がいたるところに贅沢にある。そこに置かれた椅子や調度品も厳選されている。食事はビュッフェスタイルで、じつにバラエティに富んだ料理がならび、ついつい欲張って食べ過ぎてしまう。ラウンジで食後のコーヒーを飲みながら生演奏の民族音楽を聴き、おしゃべりを楽しんでヘリタンスカンダラマの一夜は過ぎた。

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2019年11月16日 (土)

スリランカの旅2

●シーギリアロック

5世紀に建造された岩上の王宮跡。途中にフレスコ画の女性像がある。頂上まで2200段の階段と聞いていたので、山形の山寺が約1100段でそれでも心臓がパクパク息切れしたので、その約倍、ちょっと無理かなと思ったが、なんとか元気に登り切れた。雨が降ったりやんだり不安定な天候だったが、頂上ではしばし雲が切れて下界を見渡せた。

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●ポロンナルワ遺跡群

1017~1255年までスリランカの首都だった古都。19世紀に発見されるまでジャングルに埋もれていたという。美しい都を忍ばせる遺跡、佇まいの美しい石像が彫られている。ここも雨の中を裸足で見学した。

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スリランカの旅1

10月25日から11月4日まで、9泊10日でスリランカに行ってきた。ジェフリー・バワの建築を見て廻ることが主目的だったが、世界遺産の聖地アヌラーダプラやダンブッラ石窟寺院、シーギリアロック、ボロンナワ遺跡群も見応えがあった。スリランカは今年4月に同時多発テロで200数十人が亡くなった。そのせいもあり、また雨期に入ったこともあり、観光客が少なく、ホテルのサービスはすこぶるよかった。

バワ建築のホテルはヘリタンスカンダラマとライトハウスにそれぞれ2泊ずつしたけれど、滞在型のリゾートだからもっとゆっくりした時間を過ごさないと意味がない。ただ、今回の旅は朝の会のメンバー8人(男4、女4)で、それぞれが勝手な要望があり、なんども組み直してプランを立ててくださったクルミさんには感謝あるのみ。

スリランカの面積は北海道の約0.8倍、九州とほぼ同じ。人口2167万人、公用語はシンハラ語、タミール語、連結語として英語、宗教は仏教徒70.1%、ヒンズー教徒12.6%、イスラム教徒9.7%、キリスト教徒7.6%。

●聖地アヌラーダプラ

お釈迦様が悟りを開いた菩提樹の種がインドからアヌラーダプラに運ばれ、いまはここが唯一残された聖なる菩提樹だとか。その古木は金の柵で覆われていたが、その子孫の菩提樹が広い敷地の至る所にあった。白い服を着て、国花のハスの花を手にお参りをするらしい。長い黒髪の女性が多い。次々と信者さんが訪れていた。寺院見学時は靴を脱いで裸足になると聞いていたが、堂内くらいかと思っていたら、山門から広い敷地内をすべて裸足で歩く。裸足に慣れていない、生白い足の者には刺激が強かったが、地元の人の地に着いた力強い素足はさすがだ。

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