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2018年9月23日 (日)

「ミリキタニの猫」《特別編》を観る

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映画「ミリキタニの猫」はたしか10年ほど前に渋谷のユーロスペースで観た。タイトルに猫があり、猫の絵を描く画家のドキュメントらしいということで、これは観なければと思い観た。ニューヨークの路上で生活しながら絵を描くジミー・ツトム・ミリキタニ。9.11以後は、悪環境のため、猫の絵がきっかけで親しくなったこの映画の女性監督リンダのアパートに住むように勧められ、部屋の中でも絵を描き続ける。

 

ジミーは日系2世としてアメリカで生まれ、広島で育ち、再びアメリカの地を踏み、戦時中はツールレイクの日系人強制収容所で暮らした。戦争によって人生を左右されても、終始芸術家としての矜持を持ち続けた人。

 

今回特別編としているのは、新作短編「ミリキタニの記憶」との2本立てということで、新作短編ではジミーと交流のあった人たちの証言や広島の三力谷家のルーツなどを追っかけている。晩年は施設でミコという猫と暮らした。

 

上映会場は芝公園の「東京都人権プラザ」だった。無料。上映後は作家の星野智幸氏とミシュカの森主宰の入江杏氏、そして新作短編の監督で本編でも制作に関わった映画プロデューサーのマサ・ヨシオカ氏のトークがあった。50年以上、都民として暮らしているが、東京都人権プラザという存在を初めて知った。ここには人権に関する専門の図書室があり、講演や施設見学、映画会などの人権連続講座も開かれている。企画展示室では、ミリキタニの絵の展覧会が1117日まで開催されている。

 

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