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2018年6月

2018年6月25日 (月)

「万引き家族」を観る

カンヌ映画祭のパルムドール賞を取った作品がどんなものか観ておこうと思った。是枝監督は当初、地味なタイトルを考えていたらしいが、「万引き家族」というタイトルはインパクトがあって、興行成績にも結びついていると思う。冒頭から万引き場面。見ていてしんどかった。気が重くなった。血縁じゃない者同士の奇妙な家族の心のふれあい。でもカラっと明るく暮らす家族。そしてあることからバラバラになっていく家族。うーん、家族って何だろう、と考えさせられた。わたしたちは「家族」という言葉をふつうに使っているけれど、もはや中身は意味をなしていないのではないかと。そういえばこのブログ名も「猫天家族」でした。

川上弘美の『水声』を読んだ。文章がいい。こちらも奇妙だが、ある意味家族とは、きずなとはを考えさせる話だ。

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うるかす

豆ごはんを作った。朝から豆をうるかしておいたから柔らかいでしょ、と歯の悪いK兄に言うと、いやぁー懐かしい言葉を聞いたな、といたく感心している。ふいに口をついて出た言葉だが、自分でも何十年ぶりに使った言葉かしらと驚いた。うるかすって、漢字ではどう書くのかと岩波の国語辞典を開いたが、載っていない。広辞苑にもない。なぜ? ネットで検索したら、東北、北海道で使われる立派な方言だとある。知らなかった。潤すからきているらしい。浸すともちょっとニュアンスが違う。いい言葉だ。

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2018年6月16日 (土)

「妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ」を観る

「万引き家族」にするか迷ったが、とりあえずこちらを観ることにした。前二作も観ている。寅さんと同じでなんとなくクセになる。それぞれの役どころの息がぴったりで見ていて心地よい。今回は主婦の立場について。説明的でくどいところもあったが、涙あり笑いありで面白かった。最後は看護師の嫁さんが妊娠? で終わり。次作への余韻を残した。

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平成の鮭

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洋画家の清水保さんが作品「平成の鮭」の写真を送ってくださった。ときどきトレーニングとしてこのような絵を描かれるとのこと。


そして第53回たぶろう展の招待券もいただいた。100号を2点出品されていた。「紅葉 何故か花」と「パリ20区の記憶」。今年は審査員をされているとのこと、お弟子さんたちも数人出品。国立新美術館で6月25日まで。

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2018年6月10日 (日)

山王祭

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山王祭は67日~17日まで繰り広げられているが、68日は日枝神社神幸祭の行列があるというので、江戸に詳しいオグラさんのご案内で初めて観た。日本橋高島屋の正面玄関前で待ち合わせたが、通りはいつもと変わらず祭りの気配がない。日を間違えたかしらと思ったら、仲間がぼちぼち集まってきた。オグラさんの解説によると、神幸祭は2年に一度の本祭に行われるものだが、いわばお上の行事で、粛々と行われるため祭りの感じがしないが、山車や神輿のでる10日(日)は町人の祭りなので大賑わいになるとのこと。おかげで神幸祭の行列を人だかりもなく、ゆっくりと見ることが出来た。300メートルに及ぶ行列は見ごたえ十分だった。去年は深川八幡の水かけ祭りを見たし、来年は神田祭を見る予定。

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あこがれの猫画伯にお会いした

ピアノやチェロ、ヴァイオリンなどいろんな楽器を奏でる猫ちゃんの絵といえば、猫好きの方ならすぐお分かりですね。そのチェリストであり画家である雨田光弘さんにお会する機会がありました。1985年出版の画文集『花の町で見た夢』以来の雨田ファンとしては、夢のよう。川柳仲間の句集を作ったのですが、そのなかに雨田さんの絵を使わせていただいたお礼に伺ったのでした。

彫刻家であり筝曲家、ハープ奏者でもあった父、雨田光平氏の影響で、幼少時から音楽と絵に親しんでこられたそうで、「絵描きになりたかったら表現の幅を広げるために音楽も学ぶようにしなさい」と、桐朋学園で音楽を学び、日本フィルで首席チェロ奏者を務められました。

画風は人間から動物になり、動物の中でも猫が主体になってきたようですが、チェロを弾いている時に限って、絵の構想が浮かぶことが多く、脇にメモ用紙を置いて、忘れないようにスケッチを描いておくそうです。たのしいお話を沢山お聞きすることが出来ました。なんとも幸せな時間でした。

そして『ねこ古典ぱん CLASSICAL CATS』というCD付の貴重な絵本をいただきました。残念ながらもう絶版だそうですが、万葉集や古今和歌集、徒然草、野ざらし紀行などから選んだ詩歌とその英訳と解説、それに雨田さんの猫絵が添えられたもので、CDには雨田さん 選曲の音楽と詩の朗読が入っているというとても凝ったものです。いまその絵本を開き、CDを聴きながらキーボードを叩いています。もちろん雨田さんのチェロ演奏も入っていました。

 

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忘れもの多発

先日、郵便局で切手シートを買った。そのことをすっかり忘れていて、いざ必要としたときに手提げバックを探してもない。あれ、どうしたんだろう。郵便局で受け取ったのは確か。そうだ、荷物が多かったので、カウンターのところで荷物整理した時に脇に置いてきてしまったらしい。むかしならそれで諦めるのだが、念のため、郵便局に電話してみた。何日の何時ごろか、切手の種類は、といろいろ聞かれたあと、ありますよ、の返事。あっけなく解決してこちらがびっくりしてしまった。

この数年で、運転免許証、手袋、帽子、マフラー、折りたたみ傘などを紛失。3月には羽田の出発ロビーで、ネパールで必要になるダウンジャケットをころりと忘れ、現地に着いてから気がつき寒い思いをした。荷物検査のところではリュックだけ受け取り、ハンドバックを忘れ、係員が追っかけて届けてくれた。やはり齢のせいもあるかと、すっかり自信を無くしている。運転免許証は警察に紛失届を出しに行ったら、届いていた。その点、日本はまだまだいい国ですね。

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試着室

洋服は買わないので、もう何十年とお店で試着するという経験がない。着るものはほとんどH姉に作ってもらうか、お下がりや友だちからもらったもので間に合わせていた。Tシャツやセーターはたまに買うが、サイズを見て買う。ところが最近事情があって作ってもらえなくなった。上等なものは高くて買えないし不自由している。

冷房の効いたところでちょっと羽織るものが欲しいと思い、カーディガン風のものを試着することにした。全身が映る鏡をまえにしてぎょっとした。お腹ポッコリのおばさんがいる。もちろん家にも全身が映る鏡があるから、自分の姿は見慣れているのだけれど、なにか客観的に弱点を強力パンチで突き付けられた感じで、あ~ぁ、ヤダヤダと独り言を吐いて目をそむけた。それが気になったのか、しばらく止めていた朝の散歩を翌朝から3日くらい続けたが、あとが続かない。あ~ぁ。

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「モリのいる場所」を観る

期待していたせいか、それほどでもなかった。喜劇風。モリを演じた山崎努がどうもしっくりこなかった。最後までこれは山崎努が演じていると意識させられたせいか。小さな生き物のアップと音楽はよかった。銀座のシネスイッチに行ったら行列ができていて驚いた。この手のものに群がる元気なおばさんたちがほとんど。わたしもそのひとりだが。

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