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2017年11月22日 (水)

ある朝

朝の通勤時間帯に電車に乗ることは滅多にないが、この日はたまたま眼医者の予約が8時半だった。混雑するバスに乗らないで、駅までの道を30分近く歩いた。まっすぐの広いバス通りは避けて裏道を歩いた。あちこちで集団登校の子どもたちに出会った。スーツ姿やパジャマ姿でゴミ出しをする夫たちがいた。ゴミ出しは男の役割のよう。駅前では枯葉を掃除する人たちがいた。広場にはシェアサイクルの赤い自転車がずらりと並んでいた。30150円。まだあまり知られていないようだ。

電車は始発駅なので1台待って坐った。車内を見まわすとほとんど若い人たち。スニーカーなどではなく、きちんとスーツに革靴を履いている。今の日本はこの人たちによって支えられているのだと実感。止まる駅ごとに込み合っていく。先に出た電車内で客通しのトラブルがあったらしく、電車が遅れている断りのアナウンスが何度も繰り返される。でも車内は沈黙の世界。この車両の中でいちばんの年寄りは私かも知れない、と思うことが時々ある。年を取ったものである。わたしは『神の満ちる星の話』を開いて読む。

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