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2017年11月

2017年11月28日 (火)

「劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き」を観る

NHKTVで放映している「世界ネコ歩き」の劇場版。副題が「コトラ家族と世界のいいコたち」。私は家でほとんどTVを見ないので、タダ券を利用して映画館で観た。用事を済ませたあと、午後3時すぎの上映に入ったら、なんと観客は若いカップル2組と単客2人の計6人。テレビで見ているので、劇場までは足を運ばないのかもしれないが。

津軽の雪深い冬をすごすコトラ家族の場面から始まって、春夏秋そしてまた冬へと季節を巡り、海外はイスタンブールのサフラン、シチリアのドメニコ、モロッコのインディゴ、ハワイのハナ、リオディジャネイロのシキンニョ、ギリシャのジャンパーたちが登場。魅力的な瞬間をたくさんとらえているが、それだけに撮影には時間と労力が惜しみなく使われているのだろう。

むかしローマのピラミデで猫ボランティアをしていたとき、岩合さんがテレビ番組の撮影でいらしたことがあるけれど、遺跡に棲む猫たちが初対面の岩合さんに親愛の情を示したので、ローマの仲間たちが驚いていた。

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ビラミデの猫たち

 

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2017年11月22日 (水)

永井荷風展を観る

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荷風さんが「断腸亭日乗」の日記を書き始めたのが1917(大正6)年9月、今からちょうど100年前のことになる。その起筆百年を記念した展覧会が市川市文学ミュージアムで開かれている。前から心待ちにしていた展覧会だ。市川は荷風さんが戦後の昭和21年から亡くなる34年まで住んだ場所である。このミュージアムには市川荷風忌や資料室の利用で何度か足を運んでいるが、本八幡の駅から少し離れているので、歩くのが苦手な人にはちょっと不便かもしれない。展覧会場は混んでいるかもしれないと、平日の午前中にしたが、閑散としていて拍子抜けした。おかげでゆっくり、じっくり、観ることが出来た。
展覧会のコンセプトは「荷風の見つめた女性たち」。作品に描かれた女たち、荷風さんと関わりのあった実在の女たちを彼女らが生きた時代と社会のなかで捉えている。川本三郎氏の監修。『断腸亭日乗』の実物やメモ帳、谷崎潤一郎や阿部雪子の書状や珍しい写真を観ることが出来て、大いに満足。展示目録によると、約1週間ごとに、日記の開頁が違う。ちょうど行った日は、あの有名な「馴染みを重ねたる女一覧」の頁を見ることが出来た。残念だったのは、展示の仕方がチマチマしていて、スペースの問題もあるのだろうけれど、もう少し工夫がほしかったなと思ったこと。展覧会は2018年2月18日まで。
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ある朝

朝の通勤時間帯に電車に乗ることは滅多にないが、この日はたまたま眼医者の予約が8時半だった。混雑するバスに乗らないで、駅までの道を30分近く歩いた。まっすぐの広いバス通りは避けて裏道を歩いた。あちこちで集団登校の子どもたちに出会った。スーツ姿やパジャマ姿でゴミ出しをする夫たちがいた。ゴミ出しは男の役割のよう。駅前では枯葉を掃除する人たちがいた。広場にはシェアサイクルの赤い自転車がずらりと並んでいた。30150円。まだあまり知られていないようだ。

電車は始発駅なので1台待って坐った。車内を見まわすとほとんど若い人たち。スニーカーなどではなく、きちんとスーツに革靴を履いている。今の日本はこの人たちによって支えられているのだと実感。止まる駅ごとに込み合っていく。先に出た電車内で客通しのトラブルがあったらしく、電車が遅れている断りのアナウンスが何度も繰り返される。でも車内は沈黙の世界。この車両の中でいちばんの年寄りは私かも知れない、と思うことが時々ある。年を取ったものである。わたしは『神の満ちる星の話』を開いて読む。

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2017年11月12日 (日)

森に行ってきた

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山形に行った後、仙台から函館へ。猫まみれ展のおかげで、6月につづき、また森のハルさんちで楽しんできた。函館では立待岬で海を眺め、コルツでおいしいものを食べ、懐かしい人たちに会えた。森ではゆっくりと時間が過ぎ、夜は暖炉の火を楽しんだ。ある一日はイッポさんの運転で、木古内までドライブ。途中、海辺の牡蠣専門の店でカキフライ定食と何種類かの牡蠣を鉄板で焼いて食べ、漁港では生牡蠣を買い、道の駅でハルさんおススメのゆり根の最中を買い、ゆり根といえば、ハルさんちでゆり根を掘りおこし、スモークサーモンの会社では鮭のカマやスモークサーモンの切り落としを買って自宅へ宅配を頼み、昆布館ではとろろ昆布や松前漬けのもとを買い、最初に寄った野菜の直売所にまた寄ってもらい、カリフラワーとほうれん草を買ったら、中がオレンジ色の白菜もおいしいから、とハルさんが白菜を分けて包んでくれ、なんと東京まで担いできた。ハルさん特製ベーコンの美味しかったこと、トマトスープ、玉ねぎとろりのミソスープ、白鮭のちゃんちゃん焼き、みんなみんなおいしくて、しあわせでした。ほとんど食べ物の話ばかり!!

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猫まみれ展

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猫(という半纏)を着て北海道立函館美術館の猫展に行ってきた。ハルさんの呼びかけでたちまち9人の猫女が猫を着て集まった。私はベネチアで買った猫の面をつけて参加した。この展覧会は「招き猫亭」という日本人コレクターが40年かけて収集した猫作品およそ300点で構成されているというが、空前の猫ブームに乗って、各地の美術館を巡回している。歌川国芳が圧倒的に良い。木村荘八の三味線を弾く猫も色っぽい、小泉淳作の顔のでかいオヤジ猫もいい。大塚茂吉の猫は近美の工芸館でこの春会って、ほれぼれと眺めたばかり。西誠人の伸太郎は可愛くて、絵葉書を買った。前夜祭はかぜまち軒で副館長も加わり6人でワイワイ、猫まみれのおしゃべりで盛り上がった。2018121日まで。
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いけばな 百段階段2017

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タケイさんからチケットをいただいたので、クレイアートのイクさんを誘って行ってきた。9月から12月まで51の流派が9期に分かれて展示され、10月の終わりは龍生派だった。イクさんがかつて習った生け花が龍生派だったというので、ちょうどよかった。いいものもあったけど、特別の感想はない。花は自然なのがいい。

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2017年11月 1日 (水)

キューポラのある街

旧田中家住宅を訪れた数日前にも江戸楽会でやはり川口に行きました。江戸ゆかりの錫杖寺を参拝した後、国際箸学会で、小宮山会長のお話を伺い、そのあと、地元のお馴染みさんでなければ行けないような家庭料理の居酒屋で懇親会でした。鋳物で有名な川口駅前には、キューポラ(鉄の溶解炉)が飾ってありました。吉永小百合主演の映画「キューポラのある街」で一役有名になりましたね。

 

 

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旧田中家住宅での現代版画展

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有形文化財に指定されている旧田中家(川口市)の建物が観たくて行ったのですが、10人の若手版画作家の作品がそれぞれ一部屋ずつ使って展示されていて、建物の良さを生かしつつ、作品がとても効果的に展示してあるのに、すっかり感心しました。この展覧会をプロデュースしたオクダさんにご案内いただきましたが、展示にまつわるご苦労の裏話も興味深いものがありました。

田中家は代々味噌醸造業で、この建物は大正12年に木造レンガ造りの3階建てが造られ、昭和9年に和館部分が増築されたそうです。細部まで神経の行き届いた内部の造りや調度品をみていると、当時の裕福な暮らしぶりが目に浮かぶようでした。JR川口駅からバス、と、ちょっと不便ですが、行った甲斐がありました。1118日まで。

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コーヒーを飲む夢 

親しい男とタクシーに乗っている。246の青山通りの歩道橋辺りで私だけ降りる。猫を抱いている。猫が下に降りようともがくがしっかりと抱いて歩く。昔飼っていたテンか。暗い路地に入るのは嫌だなと思いながら、いつも夢に出てくる道を歩く。男のアパートに合いカギで入る。キッチンの窓辺に置かれた珈琲缶を開けると、コーヒー豆の中に乾した小花が入っていて、紅茶のようだなと思う。コーヒーを淹れてひとりで飲む。場面が変わって、何人かが集まっているサロンで、高級そうな細身のカップに入ったウインナコーヒーのような上辺がとろりとしたコーヒーが運ばれてくる。とてもおいしい。夢の中でこんなにおいしいコーヒーを飲んだのは初めて。

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