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2017年7月

2017年7月16日 (日)

アルチンボルド展を観る

この画家の存在は知っていましたが、作品を間近に見るのは初めて。16世紀後半、ハプスブルグ家の宮廷画家として活躍。花や草木、魚や鳥など動植物を巧みに組み合わせて描いた人物像は圧巻です。この時代にこのようなユーモアあふれる表現ができたとは、才能もさることながら、芸術に理解の深い皇帝に恵まれたともいえます。素描・淡彩画がたくさんありましたが、その力量はみごとでした。日本にも歌川国芳のだまし絵のようなものはありますね。国立西洋美術館で924日まで。

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2017年7月12日 (水)

映画「世界でいちばん美しい村」を観る

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上映後に、監督の石川梵氏が壇上に立った。映画のタイトルがなぜ「世界でいちばん美しい村」なのか、ご覧になってお分かりいただけたと思うが…、とまず話されたが、まさにその通り、納得しました。

2015425日にネパールを襲ったマグニチュード7.8の大地震。その震源地に近い丘陵地帯のラプラック村に写真家でジャーナリストの石川さんは真っ先に飛んだ。そこで目にしたのは悲惨すぎる光景だったけれど、そこに暮らす幼な子から若者、そして年長者にいたるまで、ひとりひとりが信仰厚く、まるでひとつの家族のように助け合い、慈しみ合って生きている姿に感動。石川さんはドキュメンタリーとして映画化する決心をした。映画監督としての初作品。

昔むかしの日本人もこのように美しく生きていたのではないかという思いがひしひしとした。残念ながら私たちが失ってしまった敬虔な祈りを見たように思う。少女の純真な笑顔に魅せられていく。

ヒマラヤ山脈の聖なる山、ブッタヒマールの神々しい姿を石川監督は最初から最後まで、何度も登場させたが、その自然の威容、祈らずにいられない神々しい姿が村人の信仰の象徴のように映しだされる。大地震の前年に私も初めてネパールに行ったが、ヒマラヤ山脈の美しさに畏怖の念を抱かずにいられなかったことを思い出す。たくさんの人に見てほしい映画です。 (ポレポレ東中野で78日~721日まで)

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石川梵さんの活動については、詳しくは下記ホームページをご覧ください。

http://himalaya-laprak.com/special/activity/792/

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さくらんぼ

もうすぐ98歳のお誕生日を迎えるキヨさんが送ってくださったみごとなサクランボ。お元気でうれしい。サクランボといえば、版画家・浜口陽三さんの漆黒の中に赤いサクランボが音符のように並ぶカラーメゾチントの作品を想いだす。
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