« 姚 小全個展 Yao Xiao quan  KANJI in line | トップページ | 鳶職という仕事 »

2017年3月 8日 (水)

「花森安治の仕事」展を観る

Img001

Img002

時間の都合で、ひとつ一つにつけられた文章をじっくり味わうことができず残念でしたが、花森安治の仕事の全貌をみることができて、あらためてすごい人だったことを実感しました。敗戦後すぐの19463月に大橋鎭子が「暮らしの手帖」の前身といえる衣装研究所を設立。そこで花森は着物に着目した直線裁ちの簡単な洋服を提案するなどして話題となり、「暮らしの手帖」創刊へと、つながっていきます。その社屋があった銀座。敗戦間もないころから1960年代の銀座の写真を見ると、これが銀座なの、と目を疑うような惨めな風景。今の時代を思うと、その変貌ぶりに驚くばかりです。

そして圧巻は暮らしの手帖の表紙絵のすばらしさ。まったく古さを感じない。むしろいつの時代にも新しい見事さ。水彩、パステル、ポスターカラーなどを使った色の美しさに惚れ惚れします。取材、執筆、制作、宣伝まですべて自ら手掛けた花森の美学。愛用した品々、手書きの宣伝チラシまで、よくここまできちんと保存されたものだと、そのことにも驚きました。世田谷美術館で。49日まで。

|

« 姚 小全個展 Yao Xiao quan  KANJI in line | トップページ | 鳶職という仕事 »

展覧会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1402746/69849271

この記事へのトラックバック一覧です: 「花森安治の仕事」展を観る:

« 姚 小全個展 Yao Xiao quan  KANJI in line | トップページ | 鳶職という仕事 »