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2016年12月

2016年12月16日 (金)

2016大井和郎ピアノリサイタル

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大井和郎さんのピアノ演奏、あらためてすごいと思った。今回はロシアの作曲家の作品が中心。リャードフのプレリュード、ポルトキエヴィッチのエチュード、そしてハチャトリアンの仮面舞踏会のワルツ。

ポルトキエヴィッチは前回も聴いているが、リャードフは未知の作曲家、素人の感想だが、音がとても澄んでいて、終始、清い水の流れを感じた。高音の美しさが際立った。ハチャトリアンの仮面舞踏会は力強さも相まって、リストとともに大井さんの十八番になると思った。もちろん最後はリスト。巡礼の年 1 スイスよりジュネーブの時計台とヴェルディ・リストのトラヴァトーレ。演奏に吸い込まれて忘我の境地。1213日、日比谷のスタンウェイサロン松尾ホールで。

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2016年12月11日 (日)

BORO 美しいぼろ布展

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民俗学者の田中忠三郎という人のことを、teteの会を主宰するハルさんこと、田中はる枝さんに教えてもらった。出身の青森で考古学からはじまり、民俗・民具などの生活用具の収集に生涯をかけた在野の学者。その3万点に及ぶコレクションの中から、生活は貧しくてもぼろ布を繕って何度も美しく再生させた着物やモンペ、腰巻、エプロンなどが並ぶ用の美の展覧会。江戸から昭和まで、身に着けていた当時の人たちの息遣いが伝わってくるような迫力があった。これらの古着は黒澤明監督の「夢」でも切望されて使われたとのこと。

弘前が好きで、田中忠三郎にいたく傾倒しているハルさんだ。古布を活かしておしゃれな生理用ナプキンやフンドシなどを作っているteteの会の原点もこのあたりにありそうだ。

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展覧会場のアミューズミュージアムは浅草・浅草寺の東側、天門のところにあるが、1階がごちゃごちゃした土産物の店で、その間をぬって2階への階段を上がる。そのイメージがよくないが、中に入ると外の喧騒が嘘のように静かだ。最上階(6階)にある浮世絵シアターも疲れ休めために腰かけたのだったが、これが実に的を射た解説付きの浮世絵映像で、なるほど一枚一枚の浮世絵を細かく見ていくと、さまざまなストーリーがあることをあらためて気づかされ、最後まで面白く見てしまった。BORO展は3月26日まで。

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2016年11月フォトメモ

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ホテルニューオータニ・ガーデンコート

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新御茶ノ水のソラシティ&ワテラスのマルシェに出店する岡村比都美さん

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1124日、東京に初雪。翌日、銀杏の枯葉に残雪が。

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鹿児島のお土産 兵六餅のパッケージ 

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2016年12月 5日 (月)

豊川稲荷のお狐さん

ホテルニューオータニでランチの忘年会があった帰り、元赤坂の豊川稲荷に寄った。お狐さんがいっぱい。詳しいことは知らなかったが、豊川稲荷は正式名を「宗教法人豊川閣妙厳寺」。「稲荷」というと狐を祀った神社と思ってしまうが、ここで祀っているのは鎮守・豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)。仏法守護の善神。稲穂を荷い、白い狐に跨っていることから「豊川稲荷」が通称として広がったとのこと。パワースポットでもあるとか。

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秋川渓谷を歩いてきた

武蔵五日市駅から瀬音の湯まで、約2時間半のウォーキング。秋川に沿ってしばらく歩き、ちょっと脇道を登って大銀杏の広徳寺に寄り、また戻って川沿いを歩く。誰ともなくお腹がすいたね、と川床ランチ。せせらぎの音、光る川面、おにぎりの美味しかったこと!! 石舟橋からの紅葉がいちばんの目的だったけど、そんなのどうでもいい感じ。珍しい植物を見つけては立ち止まり、農家の無人売処でゆずを買い、最後に到着した瀬音の湯では、温泉にも足湯にも漬からずに、売店でこんにゃくや唐辛子を買い、ベンチで餅菓子を食べ、復路はバスに乗って帰ってきた。学トモおばさん4人、みんな達者。広徳寺がよかったね、と。いいお散歩でした。

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風邪は病気というより治療行為

2週間ほど風邪が長引いた。私の場合はまず喉に来るので、喉がひりっとしたときに風邪を引くなと分かる。で、塩水でうがいをする。これで大丈夫と思っていたが、たまたま連日用事があって人ごみの中に出かけたために、ゆっくり休むことができず、軽い風邪症状が続いた。

風邪については、私の愛読書に野口晴哉(はるちか)(19111976)の『風邪の効用』(ちくま文庫)がある。時々読み返しているが、私は著者の考えにいたく賛同している一人だ。

「風邪は自然の健康法である。治すべきものではなく、経過するものである。自然な経過を乱しさえしなければ風邪を引いた後はあたかも蛇が脱皮をするように新鮮な体になる」と説く。つまり風邪は病気というよりも治療行為で、風邪が体の掃除になり、安全弁としての働きを持っている。だからちょくちょく細かく風邪を引くほうが体は丈夫なのだという。だから「風邪を繰り返せるうちは保証があるが、風邪を引かなくなるとバタッと倒れることが多い。脳溢血になった人の過去を丁寧に見ると、ある時期から風邪を引かなくなっている。必ずそういう時期がある。早く風邪を治そうとして熱を下げようとしたり、咳を止めようとしたりする中断法ばかり講じていると、風邪を治そうとしながら体がこわばり、治療しながら体が鈍くなるという逆効果になる」という。ある人にこの話をしたら、健康人には通用する話だけど……と。確かに風邪の経過にもいろいろあるので、自分の体の性質をよく知りぬいておく必要があるのは当然のことだが。

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