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2016年12月11日 (日)

BORO 美しいぼろ布展

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民俗学者の田中忠三郎という人のことを、teteの会を主宰するハルさんこと、田中はる枝さんに教えてもらった。出身の青森で考古学からはじまり、民俗・民具などの生活用具の収集に生涯をかけた在野の学者。その3万点に及ぶコレクションの中から、生活は貧しくてもぼろ布を繕って何度も美しく再生させた着物やモンペ、腰巻、エプロンなどが並ぶ用の美の展覧会。江戸から昭和まで、身に着けていた当時の人たちの息遣いが伝わってくるような迫力があった。これらの古着は黒澤明監督の「夢」でも切望されて使われたとのこと。

弘前が好きで、田中忠三郎にいたく傾倒しているハルさんだ。古布を活かしておしゃれな生理用ナプキンやフンドシなどを作っているteteの会の原点もこのあたりにありそうだ。

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展覧会場のアミューズミュージアムは浅草・浅草寺の東側、天門のところにあるが、1階がごちゃごちゃした土産物の店で、その間をぬって2階への階段を上がる。そのイメージがよくないが、中に入ると外の喧騒が嘘のように静かだ。最上階(6階)にある浮世絵シアターも疲れ休めために腰かけたのだったが、これが実に的を射た解説付きの浮世絵映像で、なるほど一枚一枚の浮世絵を細かく見ていくと、さまざまなストーリーがあることをあらためて気づかされ、最後まで面白く見てしまった。BORO展は3月26日まで。

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