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2016年10月11日 (火)

映画「築地ワンダーランド」を観る

移転問題で何かと話題になっている築地市場だが、この映画はそのことと直接関係はない。でも築地はいまや外国人観光客の人気スポットだけに注目される映画だろう。築地市場の夜朝昼を、四季を通して追ったドキュメンタリーだ。漁師がいて、卸業者がいて、仲卸から料理店や消費者へ。築地の仕事に携わるそれぞれの人たちの魚に対する愛情、そして当然かもしれないが、魚を知り尽くしているプロ精神には圧倒された。

 

101日、1日だけの先行公開日に東劇で観たのだけれど、上映の前にプロデューサーや監督、出演した市場関係者らが舞台挨拶をした。食評論家の山本益博さんが築地には蠅一匹いない、と強調したのが印象的だった。最初は邪魔者扱いされた撮影スタッフも、日を追うごとに仲間として受け入れてもらえたのが一番うれしかったと、監督・脚本・編集の遠藤尚太郎氏。築地は早朝から始まるのかと思ったら、夜の11時には動きだすことを知ったし、とにかく関係者の魚への愛情に心打たれた。市場のみんないい顔をしている。数寄屋橋次郎のおやじさんも画面にちらっとでてきた。息子さんがすっかり跡を継いでいる風情で、時代が変わったことを感じた。

 

全体にテンポがちょっと速くて慌ただしい感じがしたけれど、見て損のない映画だった。映画館をでたところで、テレビ局のインタビューにつかまったけど、ノーコメント。たぶん豊洲移転と関連づけて聞きたかったのだろう。そのあと有楽町の魚が売りの居酒屋で飲むことにしていたけど、映画でいい魚を眺めたせいか、刺身の盛り合わせにちょっとがっかり。ま、値段が値段だから仕方ないか。

 

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