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2016年8月 7日 (日)

「江戸文学の世界―江戸戯作と庶民文化」展を観る

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國學院大學博物館に初めて行った。建物も内容も立派なのに驚いた。考古、神道、校史に分けた常設があり、企画展として同大学が所蔵する江戸文学に関する展示。代表的な作品、十返舎一九の「道中膝栗毛」や関連の文芸や錦絵、そして庶民文化と密接な結びつきを見せた江戸後期の戯作類に光を当てている。今でいう大衆小説、漫画本に近いものを見ると、江戸の人たちが滑稽本や人情本を楽しんでいる姿が想像されて、タイムスリップした気分。摺り色もきれいで保存が良いのに驚く。上方の京都では江戸前期に本屋がすでに72軒、そして大坂にも次々と誕生したそうで、これは寺子屋の普及で、読み書きができる人が増えたためのよう。文字ばかりの頁を彫った板木もあって、その細かい仕事にも驚く。ケース越しに眺めるだけでなく、手に取ってみたいと心から思った次第。

同博物館は無料。受け付けもなく、自由に見ることができる。大したものだと改めて思う。渋谷から日赤医療センター行きのバスで行った。若い時に働いていた事務所が國學院大學の一つ手前のバス停、青山学院初等部で降りた近くにあったので、懐かしかった。あれからほぼ半世紀。

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