新宿御苑でサクラ観察会
日本自然保護協会の指導員、小原芳郎さんのご案内で、朝飯会のメンバー数人と新宿御苑のサクラを見て回った。4月10日9時30分、待ち合わせの入口に立っていると日曜日のせいか次々と家族連れやカップル、グループ同士がやってくる。旅行用のキャリーバッグを引いたアジア系の人たちも多い。混みそうだなと心配したけれど、苑内は広い、広い。心配することはありませんでした。
ソメイヨシノは散ってしまった後だったけれど、御苑には65種、1100本のサクラがあって、まだまだこれからのサクラがいっぱい。イチヨウがちょうど満開。娘盛りのような愛らしさだった。このイチヨウは「新宿御苑が皇室庭園であった大正時代から春の観桜会で鑑賞された歴史ある御苑の桜の代表品種」だそう。淡い黄味がかったウコン、フゲンゾウも見ごろ。カンザンは赤味の強い蕾を付けて、まだ二、三分咲きといったところだった。木の半分がすでに青々とした葉、半分はまだ散ったばかりというめずらしい合体木も教えていただいた。
苑内をただブラブラ歩いて楽しむのもいいけれど、植物に詳しい人に案内していただくとまるで違った面白さが味わえる。途中ランチの休憩を入れて15時45分まで、充実の観察会でした。
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