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2016年3月 7日 (月)

又吉直樹×堀本裕樹『芸人と俳人』を読む

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文芸誌「すばる」に2012年から2年間連載されたものの単行本化。お笑い芸人の又吉さん(昨2015年、『火花』で芥川賞を受賞、すでに作家先生だが)が俳人の堀本さんの弟子になって、俳句の手ほどきを受ける形。俳句は怖いけど面白いという又吉さんを相手に、俳句の基本、俳句との親しみ方、句作、そして句会、選句、吟行までを丁寧に解説・実践していく。対談形式の堀本さんの進め方がうまいため、又吉さんの持ち味がよく出ている。

近ごろ私も、五七五日記と名付けた俳句でも川柳でもない17字文を作っているので、ド素人に参考になることがずいぶんあって面白かった。メモしたこといくつか。 ・歳時記を引きまくれ。季語の本意と本情を理解する。 ・朝顔の紺の彼方の月日かな(動詞を節約する 三大切字「や」「かな」「なり」) ・すべて理解できる俳句は魅力がない。違う読み解きがあるんじゃないかという句は光る。 ・ランボーを五行とびこす恋猫や 寺山修司 ・吟行はその日だけで終わらない  ・上田五千石 まねぶ 真似して学ぶ  ・型の中で自在になる。

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