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2016年1月28日 (木)

映画「創造と神秘のサグラダファミリア」を観る

Img005_563x800ガウディが1882年に着手したサクラダファミリアは現在も建設中、今年で134年目になる。

完成まで300年かかるだろうと予想されていたのが、2013年に2026年の完成を目指していると発表された。なぜ2026年かというと、2026年はガウディの没後100年に当る。150年も短縮される理由として3つ、①3Dプリンターの導入、②高品質コンクリートの開発、③入場者数の増加が挙げられている。あと10年で完成するなど想像できないけど、着々と進んでいることは確か。

私が30年前に行った時は塔の階段を自由に昇ることができた。人影もまばらで、遠くで石を削るノミの音が聞こえるくらい静かだった。

ところがこのドキュメンタリーを観て驚いた。教会の周りを長蛇の列が囲んでいる。年間訪れる人がいまや300万人だそうで、一時は資金がなく停止状態だった建設も入場料でまかなえる見通しがついたのだという。

関係者以外立ち入ることのできない建設現場の様子や関わっているプロフェッショナルたちの仕事、インタビューも興味深かった。20代から関わってきた日本人彫刻家の外尾悦郎氏もすでに60代。塔の上から望むバルセローナの街並みの美しいこと。

ひとつ気になった話は2006年に教会の直下30mにパリ・バルセロナ間を結ぶ高速鉄道のトンネルを掘る計画が浮上、反対運動をしたが却下されて工事が進められたことだ。このことが教会建築の未来にどのような影響をもたらすかが懸念されるという。(恵比寿のガーデンシネマで)

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» 「創造と神秘のサグラダ・ファミリア」 [ここなつ映画レビュー]
建築開始から100年を超え、今尚建築途中のスペイン・バルセロナにあるカトリック教会、サグラダ・ファミリアの現在の状況を伝えるドキュメンタリーである。周知の通り、サグラダ・ファミリアは天才アントニオ・ガウディの最高傑作のひとつ。カタルーニャのみならず、スペインの、いや世界の持つ貴重な建築物であると言っていい。もう20年以上前に、友人とバルセロナを訪れた私は、もちろんこのサグラダ・ファミリアに足を運んだ。冬場だからという事もあったのだろうが、当時のそこは割と閑散とした感じで、映画で観るような行列を作って... [続きを読む]

受信: 2016年2月26日 (金) 12時55分

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