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2015年12月 5日 (土)

「藤田嗣治資料」公開展示を観る

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大原美術館蔵の「舞踏会の前」の修復完成披露と夫人の藤田君子氏から東京芸術大学に寄贈された6000件に及ぶ資料の整理に一つの区切りができたところでの公開展示である。油絵作品はメインの「舞踏会の前」のほかは初期の自画像や父親像などほんの数点だったが、日記などの資料が興味深かった。細かい字で書かれた日記は意外に几帳面な人だったことがうかがえるし、随所にスケッチなども入っていて面白い。それに手紙や夥しい写真。これらは1935年に25歳年下の君子さんと結婚した以後のものがほとんどなので、偏った印象を受けてしまうのは致し方ない。

フジタは独特のオカッパ頭なので気づかなかったが、写真を見ると結構ウマヅラ。永井荷風に似たところがあるのが発見だった。因みにフジタは荷風の7年後の1886年に生まれている。父親は陸軍軍医。絵描きになることなど到底許してもらえないと思っていたところ、父は深い理解を示し、同じ軍医だった森鴎外に息子のパリ留学の相談などもしていたらしい。東京芸術大学美術館で12月1日から6日までの6日間だけの展示。
先日、小栗康平の映画「FOUJITA」を観た。東京国立近代美術館では「藤田嗣治、全所蔵作品展示」も開かれている。生誕130年ということか。近美で戦争画を観てこよう。

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