« 2014年荷風忌 | トップページ | 風呂敷講座 »

2014年5月17日 (土)

映画「A2-B-C」を観る

Img003_719x1024 この映画のチラシに「日本在住のアメリカ人監督イアン・トーマス・アッシュがカメラにおさめたフクシマ。フクシマで生きる子どもたちに、今何が起きているのか」とある。「A2」「B」「C」とは甲状腺検査の判定レベルを示すことを初めて知った。311後、監督は事実を知りたい一心で福島へと向かう。目に見えない放射線の怖さ。避難が遅れた地区の子どもたちに当初よりも一年後に甲状腺に嚢胞が認められる「A2」が明らかに増えているという事実。住居周辺などの部分的な除染がいかほどの効果があると言うのか。母親たちの心配、苛立ちがひしひしと伝わってくる。それでもランドセルに放射線量測定器をぶら下げた子どもたちはカメラに笑顔を見せて明るい。その子どもたちを監督は丁寧に追っていく。

コミックマンガの「美味しんぼ」の表現に賛否両論あるという。私は見ていないので語る資格はないけれど、この映画の取材の中で大量の鼻血が出たという証言が複数あった。放射線と鼻血の因果関係が明確でないとはいえ、最優先すべきは人の命、風評被害を助長するという考えはおかしいのではないか。東京でぬくぬくと暮している私、とにかく原発事故の事実を決して忘れないこと。些細なことでも行動を起こすこと、を肝に銘じました。ポレポレ東中野で上映中(5月下旬まで?)。

|

« 2014年荷風忌 | トップページ | 風呂敷講座 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1402746/56228455

この記事へのトラックバック一覧です: 映画「A2-B-C」を観る:

« 2014年荷風忌 | トップページ | 風呂敷講座 »