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2014年2月17日 (月)

朝倉彫塑館の猫たち

Photo 谷中墓地の猫たちに会ったことはあるけれど、ほど近い朝倉彫塑館の猫たちに会うのは初めて。以前から観たいと思っていて、やっと実現しました。おっと、「吊るされた猫」は去年、「夏目漱石の世界展」の会場で真っ先に展示されていたので初めてではないけれど。

朝倉彫塑館は彫刻家・朝倉文夫のアトリエ兼彫塑塾兼住まいだったところ。1986年に台東区に移管され、2009年からしばらく保存修復工事が行われ、去年10月にリニューアルオープンしました。

愛猫家だった朝倉文夫の猫作品を観るのが目的だったけれど、この館の佇まいにすっかり魅了されてしまいました。明治大正昭和初頭の中流文化人の暮らしぶりとはこういうものだったのか、と偲ばれ、そのうえ美術家の美意識、こだわりが住まいのすみずみ、建材や家具、小さな調度品のひとつひとつにまで行き届いていて、居心地のよい空間、ほんと素敵でした。

アトリエ棟で大きな作品を観たあとは、中庭を見ながら書斎や応接間などの住居棟をぐるりと。最後に猫たちの部屋へ。いました、いました、まどろむ猫、乳を飲ませている猫、背伸びしてる猫…。しあわせな猫たち。

彫刻家は常時十数匹の猫を可愛がっていたといいますから、猫の猫らしいしぐさ、瞬間をじつによく捉えています。そういえばお嬢さんの舞台美術家、朝倉摂さんもよく猫を描いてますネ。

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