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2013年11月

2013年11月29日 (金)

「モローとルオー」展を観る

Img005_568x800 モローの作品もルオーの作品もそれぞれかなり見ているはずだけれど、この二人の作品を「師弟を越えた、魂の絆」として重ねて見せてもらうとその面白さ、奥深さが何倍にも味わえました。好企画です。とはいっても、宗教画は内容を理解していないとどうにもなりません。いちいち解説を読むことになり、これがちょっと面倒でした。それでも中野京子氏の本『名画の謎 旧約・新約聖書篇』で必要最小限のところをうまく教えてもらいましたので、ずいぶん宗教画を観る目も違ってきたように思います。この本はほんと目からうろこでした。

モローというと象徴主義。気難しい孤高の人をイメージしがちですが、美術学校では名教授として多くの画家を育て、最も愛した生徒がルオーだったそうです。教え、ときに教えられ、自分の精神をルオーに託したのですね。ふたりがこんな深い関係とは知りませんでした。モローの「パルクと死の天使」「ピエタ」。ルオーの「人物のいる風景」「三本の十字架」「聖顔」が印象に残りました。パリのモロー美術館(モローの邸宅)を訪ねたとき、壁が見えないほど所狭しと絵が飾ってあって驚いたことを思いだしました。パナソニック汐留ミュージアムで。1210日まで。

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2013年11月25日 (月)

ローマの猫シェルター

ローマの中心、トルレ・アルゼンチーナにある猫シェルターから、久しぶりに最新情報が届きました。ビジターに配布する案内資料をバージョンアップしたもの。私がここでボランティアをしていたのはもう20年も前のこと。このシェルターは、遺跡に棲むたくさんの捨て猫、迷い猫を見兼ねた2人の女性が始めたもので、TNR(Trap捕獲―Neuter中性化手術(不妊・去勢)―Return元の生活圏に戻す)運動を徹底させて猫の数が増えないようにしています。今ではローマ市の他のシェルターでも同じ方法がとられています。毎年3,000匹の中性化手術をし、過去6年間に125匹の猫が里子として貰われていきました。立派なのは、ローマ市や政府機関からの援助を一切受けていないことです。ボランティアや世界中にいるサポーターの協力で成り立っています。もしローマに行かれる猫好きの方がおられたら、ぜひ立ち寄ってみてください。素敵な猫グッツも販売しています。コーヒー一杯分程度のカンパでも助かります。私は案内資料の日本語版のお手伝いをしました。

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2013年11月23日 (土)

夢の島熱帯植物館へ

自然保護協会指導員の小原さんのご案内で、めずらしい植物をたくさん見てきました。その生態について懇切な解説を伺うと、いつもながら生き物の不思議を思わずにいられません。高く伸びるマルハチの樹皮に残された葉柄痕はまるでデザインされているよう。イスノキの葉にアブラムシがつくった虫こぶはひとつお土産に持ち帰りました。ミックがしきりに匂いを嗅ぎ、しまいに手でちょっかいを出して遊び始めました。この日はまるで私たち6人の貸し切り状態。おかげでゆっくり楽しむことができました。お隣が第五福竜丸の展示館になっていました。

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2013年11月22日 (金)

みんなで花のプレゼント

10月、久里洋二さんの個展で出合ったネコちゃんのプチ絵。壁の猫ギャラリー(20123月紹介)のコレクションがまたひとつ増えました。Cimg1420

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2013年11月17日 (日)

2K540「ものづくりの街」をブラリブラリ

JRの高架下、秋葉原と御徒町の中間地点にある施設。2540とは東京駅からの距離が254mだからだそう。道の左右にものづくりの店舗が並び、キョロキョロジグザグしながらお店を覗いてきた。面白いものもあったし、それぞれ頑張ってるなという印象はあったけれど、全体としては、作品は似たり寄ったりでチマチマしている。無駄と思いながらも、お金を出して買いたいというものがなかったですね。こちらの齢のせいもあるでしょうが。猫グッズももうちょっと大人っぽいものがあっていいのに。「カワイイ」が日本文化になってしまった。一緒に行った友は蝶ネクタイ風の猫首輪を購入。猫といえば、我が家の愛猫MICと同じ名前の革小物のお店があった。贔屓にせねば。

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「明治のこころ モースが見た庶民のくらし」展を観る

Img005_450x640「その頃の未来に私たちは生きている」とチラシにありました。その「未来」にいる私たちにとって、懐かしい品々がたくさんありました。アメリカからやってきた学者、モースの見た明治の日本、そのコレクションの数々。骨董的な価値のあるものではなく、ごくごく日常に使われた生活用品がほとんど。着物や下駄、商いの看板、ままごと道具など。柳の小枝の先を潰して房状にした歯ブラシには感心しました。海苔の缶や砂糖菓子も封をしたまま保存されていました。モースの詳細なスケッチとメモの記録は、私たちが気づかなかった、当たり前と思っていたもの、ことを考えさせてくれます。箸使いを絶賛しています。日本人の礼儀正しさ、清潔感にも。子どもを大切にする国、子ども王国と見ています。私たちがなくしてしまったモノとこころをモースが見せてくれました。江戸東京博物館開館20周年記念特別展128日まで。

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2013年11月12日 (火)

文翔館から第四小学校へ

山形へ。中学時代のクラスメート数人と旧交を温めた翌日、いまは重要文化財に指定されている元県庁の「文翔館」を見学。子どもの頃毎日眺めていた風景、建物ですが、中に入るのは初めて。10年に及ぶ修復には在来の材料、工法で創建当時の姿を極力再現させたそうですが、その立派なのに驚きました。ボランティアの方が1階から3階まで丁寧に案内してくださいました。シンボルの時計は札幌の時計台の次に古いとか。今でも、5日に一度、80代の職人さんが手巻きにきているとのこと。花飾りの漆喰天井、寄木貼りの床、大理石の柱の豪華な講堂では、前日、斉藤茂吉文化賞の贈呈式が行われたそうです。

そのあと、小学3年生まで通った山形市立第四小学校まで行ってみました。同じ場所にありました。構内にある大きな銀杏の木が校歌にも歌われて学校のシンボルでしたが、えっ、これがあの銀杏の木と思えるほど、小さく感じられました。このグラウンドで、大人の自転車の三角乗りを練習、脛に傷をたくさんつくりました。Cimg1395_800x590Cimg1399_800x599
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早稲田演劇博物館に

Cimg1384_800x600_2早稲田松竹で映画を観たあと、近くの早稲田大学構内にある坪内博士記念演劇博物館に足をのばしました。ここは初めて。クラシックな木造りの洋風建築が素敵でした。3階まで、いくつかの展示をゆっくり拝見しました。しかも無料。歌舞伎、浄瑠璃、シェイクスピアなど、演劇関係資料の充実はさすがでした。「新耽奇会展―奇想天外コレクション」展は1130日(土)まで。
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映画「パリ猫ディノの夜」「しわ」を観る

早稲田松竹でアニメ2本をハルさんと。目的は「しわ」でしたが、結果は「パリ猫」に軍配。よく出来ていて感心しました。日本のアニメとやはりセンスが違う。表現がオシャレ。昼と夜、ふたつの顔を持つディノ。昼は女の子のそばで可愛いペット。夜は大泥棒の相棒として大活躍。パリの屋根から屋根へ自由自在。美しい景観、しなやかなディノの動き。小気味良くて見惚れました。失語症の女の子が後半突然しゃべりだすところでは涙が。ストーリーはありきたりなのだけれど、構成もうまい。もう1本の「しわ」は老いを生きることを考えさせてもらって、もちろんよかったけれど、最初に「パリ猫」をみたせいか「しわ」は私の中では霞んでしまいました。「しわ」の原作パコ・ロカのマンガ『皺』は20111010日のブログで紹介しました。写真は映画館でもらった小冊子。Img005_571x800


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2013年11月 8日 (金)

ミックが野草茶を飲んだ

ハルさんから2013年春のブレンド茶「HARUEの野草茶」をお土産にいただいた。ナズナ、スギナ、ヨモギ、クマイザサ、クルマバソウ、ゲンノショウコ、ウツボグサが入っている。ちょっとクセがあって苦手という人もいるけれど、私は野草の香ばしさが大好き。余分につくった野草茶をペットボトルに入れて、パソコン前で飲んでいたら、ミックが賤しい目で見ている。飲んでみる? と試しに小皿に注いだらなんときれいに舐め、お替りを要求、これも舐め干した。驚きましたネ。ミックは猫用食品以外、鼻先に刺身やチーズをやっても顔を背ける保守派。それが何のためらいもなく野草茶を飲んだのです。体に良いものを本能で知っているのですね。

食材の偽装表示でホテル、デパートなどが芋づる式に総懺悔の態で呆れるばかりですが、人間はごまかせても猫はごまかせない?よい例でした。Img005_584x800


 

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2013年11月 3日 (日)

ポポ

ジャムをつくっているヒトミさんが、ポポって知ってる? と電話してきた。ジャムにするめずらしい材料はないかと探していたら、ご近所で手に入ったのが「ポポ」とのこと。アケビに似た形をしたアメリカ原産の果実だという。初めて聞く名前に、ただ、へぇーと聞いていたのだが、偶然とは面白いもの。数日後の新聞の投稿欄に「ポポ」と題した主婦の文が掲載され、オヤオヤと思った。

その主婦は50年前に一度口にしたことのあるポポに、先日近くの直売所で出合い、ポポという妙な名前から昔の記憶がよみがえったのだという。むかし、新し物好きの父上が植樹し、3mくらいに育ったが、風に弱く、一度実をつけただけでダメになって、すっかり忘れていたのだと。

そのポポジャムをヒトミさんから頂いた。褐色のペースト状。どんな味といったらいいのだろう。クセがないけど、ちょっと野味のある感じ。甘味噌替わりに料理にも合いそうな気がする。試してみます。

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2013年11月 2日 (土)

神田カレーグランプリと宇崎竜童さんのライブ

千代田の秋まつりのイベントのひとつ、神田カレーグランプリの飲み物コーナーで友人が出店しているので、初日に手伝った。その合間にずらりと並ぶカレー店のカレーを食べ、ライブも聞いた。宇崎竜童がたっぷり歌っていた。私、この人のこと、ほとんど知らないと言っていいのだけれど、ちょっと前にNHKのラジオ深夜便でこの人のトークを聞いた。黒澤明や市川崑の映画音楽へのこだわり、曽根崎心中の話などじつに面白かった。その内容、声、話し方に味わい、風格も感じられて驚いた。気負ったところ、偉ぶったところがまったくない。そしてファンになった。そして今日会えて、うれしくなった。

飲み物の販売はチャイ、ハイビスカス、ダージリン。面白かったのは、お客さんそれぞれのお財布を拝見できたこと。ほとんど若い人たちだったが、みなさん結構センスのよい財布をお持ちだ。しかも大きくて部厚い。でも中身はお金よりもポイントカードなどが多いのかなと想像。写真を撮っておきたかったナと後悔。(神田カレーグランプリは112,3,4日)Cimg1377_800x600  

 
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