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2013年8月 2日 (金)

映画「オルフェ」を観る

ジャン・コクトー、1950年制作の映画のHDリマスター版。五反田のルーブル・DNPミュージアムラボで観た。「美女と野獣」はテレビで見ているが、オルフェは初めて。ギリシャ神話のオルフェウスの伝説を題材に、コクトーが現代の物語に仕上げた作品。まずタイトルバックのデザインがむかし懐かしい手づくり感覚で温かい。生から死、死から生の世界に鏡から入って行くところなども、いまのCG技術などに比べたら、たわいないテクニックながら、とても新鮮だった。古くて新しいとはどういうことだろう。手を変え品を変えて創作しても、人間の生み出すものには限界があって、なんでもありの現代ではむしろこうしたシンプルで根源的なものに心ひかれるのかもしれない。オルフェ役はコクトーの恋人だったジャン・マレー。死神の王女がマリア・カサレス。ジュリエット・グレコも出ていた。よき時代のポエジーの世界。

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