« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »

2013年6月

2013年6月26日 (水)

夏目漱石の美術世界展

Img001_567x800


1
年ほど前に「ドビュッシー 音楽と美術」という展覧会があった。19世紀末フランスの音楽・美術・文学が影響し合った時代を浮き彫りにしたもので、ドビュッシーの曲、月の光が会場に流れるなど工夫を凝らしていた。この漱石展もそうした試み。漱石の作品や美術批評に登場する画家や作品が集められ、その美術作品の脇に漱石の文章が添えてあって、文学世界と美術世界を行ったり来たり、交互に楽しめる具合になっている。

まず岡本一平の「漱石先生」、朝倉文夫の「つるされた猫」に迎えられ、橋口五葉の『吾輩ハ猫デアル』の装丁をじっくり楽しんだ。「三四郎」に登場する原口画伯は黒田清輝がモデルといわれるが、黒田清輝の「婦人図」がよかった。漱石自身が描いた絵もたくさんあった。それにしても昔の人はなぜこうも大人だったのでしょう。文豪漱石は49歳で死んでいる。ちなみに樋口一葉は24歳。漱石世界に刺激を受けて、いま「それから」を読みはじめたところです。

ここでちょっと私の自慢をさせていただくと、展示されていた『吾輩ハ猫デアル』と同じ本をもっていること。上編の1冊だけで、傷んではいますが。Cimg1330


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月24日 (月)

高橋英夫著『文人荷風抄』を読む

岩波の「図書」に連載されていたものだが、新刊本で改めて読んだ。たくさんの荷風論があるが、著者が着目したのは次の3点。1は曝書家としての荷風。2はフランス語の弟子? 阿部雪子について。3は晩年に交遊のあった相磯凌霜について。日乗から文人荷風を引き出し、著者流の推測と想像を織り込んで展開している。とくに2の阿部雪子という女性についてはこれだけ詳細に書かれたのは初めてのこと。推測の域を出ない感があるにしても、荷風晩年にこういう女性の存在があったことは、なにか救われる思いがある。

因みに、岩波最新版の『荷風全集』月報十二の森清によれば「荷風が阿部雪子と暮していたならばもっと長命で作品もいくつか遺せたであろう」と述べ、「最晩年にひとり死を自覚した荷風が意識して阿部を遠ざけたのではないか」と推測している。ちょっと美化しすぎ?

荷風さんについて、いろんな方が書いてくださるなかで、私が抵抗なく、納得して読めるのは、いまのところ野口冨士男の『わが荷風』です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月17日 (月)

アオダモの花

植物の名前は聞いても、聞き返しても、覚えられないけれど、それでも少しずつ数を増やしている。ハルさんの友人からいまアオダモが咲いてきれいだと教えてもらった。どんな花? と聞くと私のヘアスタイルのようにモニャモニャしているという。見に行こう。サンダル履きのままハルさんの車で大沼公園の小沼へ。ハルさんはアオダモの場所をちゃんと覚えていた。満開というか、モニャモニャ、フワフワがいっぱい。夜、テレビニュースで5年に一度花をつけるアオダモがいま見頃です、と伝えていた。5年に一度なんてラッキー。なんだかとても得をした気分でした。Cimg1305_800x600


Cimg1300_800x600


| | コメント (0) | トラックバック (0)

函館・大沼公園、滞在アルバム

65日~12日。さらりとした清々しさ、新緑の瑞々しさ、おもわず食べたくなる空気、最高の季節に出合えました。鳥たちがにぎやかにおしゃべりしていました。

函館ではラビスタ函館ベイの朝食が評判というので一泊。海鮮丼にして食べてきました。

6日、大間原発訴訟の裁判も傍聴2度目。原告側の意見陳述2名だけ。被告側なし。裁判の在り方に疑問。8日、ハル小屋ではケーキとコーヒーの後、チェンバロの森洋子さんとバイオリン烏野慶太さんのバッハシリーズ演奏会。11日のTeteの会にも参加しました。

今回いちばん嬉しかったのは、ひさしぶりに大沼国定公園の湖畔を歩けたこと。思い立ってハルさんに連れてってもらいました。大沼の自然はもったいないほど素敵です。5年に一度咲くアオダモの花を教えてもらいました(別項)。Cimg1279_800x600
Cimg1281_800x600Cimg1283_800x600







Cimg1290_800x600


Cimg1296_800x595_2


Cimg1311_800x588





Cimg1297_800x600
Cimg1307_800x600Cimg1310_800x600_2
















| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月 4日 (火)

山寺の石段を昇り、作並温泉につかってきた

むかしむかし母と甥っ子と石段を昇った記憶があるけれど、それだけの記憶。50年に一度の御本尊薬師如来の御開帳とのことで、たくさんの人。ちょっと尻込みしたけれど、折角来たのだからと最後尾に並び、思いのほか早く拝顔できた。シンプルな造りの御本尊。目は鋭い。そのあと開山堂と五大堂まで1000段の石段を昇った。結構しんどい。でも五大堂から山寺の町並を見下ろすと、心地よい緑風が体に沁み入るようで、何よりのご褒美でした。何年振りかで会った自称寅さんがアッシー君を引き受けてくれて、束の間のマドンナ役も楽しんで。天童一庵のお蕎麦が美味しかったこと。

作並温泉も昔の記憶では露天に浸かったり、わきを流れる広瀬川入ったり自由だったように思うけど、今は露天風呂も立派に演出されていました。でもいい温泉でした。Cimg1259_800x599_2


Cimg1275_800x600


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年5月 | トップページ | 2013年7月 »