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2012年8月23日 (木)

井上ひさし「せりふ」展

70作ある井上ひさしの戯曲から切り取られた77のせりふ。そのひとつひとつが額に納められ、会場には芝居でその台詞を発した役者の声が流れていた。読むのと聞くのではこうも印象が違うものかとあらためて驚く。そのなかから2つ。「友情の宝石がひとつでも持てたら生まれてきた甲斐がある」(人間合格)、「絶望するにはいい人が多すぎる。希望をもつには悪いやつが多すぎる」(組曲虐殺)。後者には赤マルが4つついていた(額装5000円で販売)。切り取られた台詞はそれぞれに味わいがあるけれど、井上ひさしの言葉はこんな風に取り澄まさないで、台詞の重なりのなかで聞くとやっぱり醍醐味があるけどナ。新宿紀伊國屋画廊で8月28日まで。Cimg0886_800x581

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