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2012年5月 1日 (火)

荷風忌と『草枕』

Cimg0756_800x599 430日は永井荷風の命日。毎年この日、三ノ輪の浄閑寺で行われる「荷風忌」に初めて参加した。始まる30分前にはもう行列ができていて驚いた。会場には150人ほどか。年々訪れる人が多くなっているとか。さぞや荷風さんも戸惑っていることでしょうね。法要のあとの講演は画家・齋藤研氏の「観て聴く漱石草枕」。えっ荷風と鴎外じゃなく漱石? それはともかくスクリーンに映し出された画像は美しくなかったけれど、ずいぶん苦労して集められた資料らしい。ミレイの「オフェーリア」や漱石の水墨画も。絵描きさんらしい解釈が面白かった。そしてグレン・グールドと漱石の話は新発見。彼は『草枕』を今世紀最高の作品と評価していた愛読者で、50歳で亡くなったとき、その枕元には『草枕』があったという。『草枕』をじっくり読み返してみなければ。荷風の最期は、倒れていた傍らに鴎外の『澀江抽斎』が開かれたままだったという話はつとに有名だが。Cimg0758_800x573Cimg0759_800x600

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