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2011年7月

2011年7月29日 (金)

鳳凰と獅子、そしてルーブルの猫

Img001_452x640 六本木ミッドタウンのサントリー美術館で「不滅のシンボル鳳凰と獅子」展。Iさんから招待券をいただいたので観に行ったのだけれど、見応えのある展覧だった。空想上の動物の鳳凰と獅子。パンフレットに「宗教・儀式や民俗・芸能に広く深く取り込まれ、それぞれ祝儀にふさわしい高貴なシンボルとして絵画や工芸の意匠となってき」たとある。祗園祭礼図屏風や狛犬、仏涅槃図、若冲や狩野派から竹内栖鳳、平櫛田中まで贅沢に作品を揃えたものです。以前、ルーブル美術館に何日か通ったとき、絵画作品のなかに描かれた猫をとにかく探して歩いたことがあったけど、最後の晩餐の絵のキリストの足元にうずくまっていたり、受胎告知の場面にいたり。結構絵の中になにげなく猫がいて、発見を楽しんだものでした。

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2011年7月26日 (火)

パンフラワーの秋海棠

小・中・高校と一緒だった幼友だちがパンフラワーをつくっている。私はいわゆる造花に魅力は感じないのだが、よくまあ精巧につくるものだと感心はする。ときどきデパートで開かれる展示会に出品していて、今回も案内が届いた。会場に行くと陳列の花々が競いあっている。互いに殺し合ってるなと思いつつ、片隅に野草のような地味な花をみつけた。彼女の作品、秋海棠。花の名を聞いて、とたんに秋海棠が好きだったという永井荷風を想い起こした。別名断腸花。荷風は断腸亭の庭にこの花を植えて愛でていたという。和風な地味な花がお好きだったよう。最近ちょっと荷風から離れていたけれど『日和下駄』を読み返してみよう。ところでパンフラワーの彼女の家にはそこかしこに作品が溢れかえっている。その一部を内緒でご紹介。Cimg0413_566x640 Cimg0294_640x494 Cimg0292_800x595_640x476

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アナログテレビ放送

Cimg0422_640x504 724日、ついにアナログテレビ放送が終了した。アメリカのように少しは延期になるかと思っていたら震災地の3県以外は予定通り。日本はきちっとやりますね。それを知らせる画面の邪魔がひどかったので証拠にパチリ。自室のテレビはH姉のお下がりのアナログだけれど、ケーブルテレビと契約しているので、あと数年は生き延びられるらしい。デジタルのせいか画面がきれいになった。でも、NHKBS、BSプレミアム、放送大学、埼玉、横浜テレビは見られなくなった。テレビはなければないですっきりする。地上デジタルを用意するつもりはないです。

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トントさん、脳梗塞4か月

からだが不自由になったことを受け入れ、それなりの生活をしているトントさん。日によって活発に動き回る日とひねもすマイチェアで寝ている日とがあるが、階段の上り下りはコツを掴んだのか転ばずにできるようになったし、食欲もある。暑い日はかつて涼んでいた好きな場所に身を置き、外に行きたければ身で合図して散歩ひもに足を通し、家の周りをチェックして歩く。猫は7年一緒に暮らすと化けるというけれど、ほとんどの言葉を解しコワイくらい。トンちゃん2階に行こう、と声をかけると、先頭切っていいところを見せようとするかのように、ヒョコヒョコながら駆け上がっていく。夏場のせいか抜け毛がすごいけど、彼女なりに元気。見上げたものです。外猫のコトンと息子のクロも食欲衰えず元気。Cimg0410_640x480 Cimg0408_470x640

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2011年7月16日 (土)

イタリア・ボローニャ国際絵本原画展

Kc3g0026 Img003_800x520 数年前、井上ひさしの『ボローニャ紀行』を読んで以来ボローニャへの関心が強い。ボローニャは板橋区と友好都市らしいが、板橋区立美術館で毎年開かれているボローニャ国際絵本原画展にもこれまで以上に親しみを覚えるようになった。ボローニャで開催される児童書専門のブックフェアのイベントの一つ。丁寧に楽しく観た。特別展示のフィリップ・ジョルダーノの作品「かぐや姫」は向こうの人の目には東洋的らしいけど、いわゆる昔ながらの絵が刷り込まれている私には、まことにユニークなかぐや姫でした。この美術館はちょっと不便なところにあるけど、好企画が多く、好きな美術館です。

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2011年7月14日 (木)

しろくまとスワン

Cimg0412_640x478 ネコでないのが残念! 新しモノ好きのM姉の本日のお土産。「しろくまのきもち」というひんやりサマースカーフと挟みかえ不要の本のしおり「スワンタッチ」。流行っているらしい。私はこういうものに疎い。しろくま君を早速水に浸して首に巻き、現在読んでいる本『イタリアーな日本人』にスワンを挟んだ。たしかに涼しい。たしかに便利。ふーん、それにしてもあまりに日本的な商品、というのが私の感想です。

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2011年7月13日 (水)

津和野の生き方

Cimg0385_800x600_2 津和野の駅に降りて驚いた。夜の8時半なのにもう深夜のような気配。人影がない。街を照らすのは薄明かりの街灯だけ。でも宿までの道順はざっくりだけれど頭に入れてあるので、気にもとめず歩きだした。ところがほとんどの店が閉まっているし、ネオンサインの明かりもない。暗い。分らない。困った。主人公が江戸時代にタイムスリップする「JIN-仁」というテレビドラマがあったけど、江戸の町に迷い込んだ感じ。宿に電話して、薬局を目印に探すがその薬局も分らない。すると前方から懐中電灯を照らしながら歩いてくる人があった。少年かと思ったらご婦人だった。ああ、ご一緒しましょう、と案内してくださった。助かったぁ。津和野は夜が早いんです。6時には店が閉まってしまいますと。翌日薬局を確認すると、石州赤瓦の重厚な店構えで、高津屋伊藤博石堂という古式ゆかしい看板が掲げられていた。都会の薬局を想像しているこちらに分るはずがない。迂闊だった。寛政十年の創業とか。津和野出身の軍医だった森鴎外も愛用したという「一等丸」を記念に購入。そして森鴎外を敬愛する同じく津和野出身の画家、安野光雅さんの美術館が駅前にある。展示作品に添えられた安野さんの文章のなかに、津和野が観光で生きていこうとするなら何もしないこと、変えていった町は消えていくが、変えなければいつまでも遺る、といった意味のことが書かれてあった。たしかにそう。津和野は昔ながらの暮らしを守って静かに生きていました。おみごとです。

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2011年7月11日 (月)

東京国際ブックフェア

曽野綾子さんの講演会「読書が『才覚』を創る」を申し込んでいたので、暑いなか国際展示場の東京ビッグサイトまで出かけた。去年の姜尚中さんの講演のときは、時間ぎりぎりに行ったら会議棟の広い部屋が人で満杯。最後部に補助椅子を出してもらって座ったけど、演者が豆粒のようにしか見えなかった。今年は早めにと思って行ったのにすでに蛇腹の行列。みなさんとにかく熱心です。席を確保したあとブックフェアのエントリーを済ませ、腹ごしらえをしようと思ったら、これまたどの店も行列。食べるのを諦めました。日本人はほんと行列好きですね。本がオール20%引きだったので、たくさん買いたかったけど、重いので4冊だけ購入。

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ブリキの帽子

Cimg0371_2 ガレージ上の物置を整理していたら、ブリキの帽子がでてきた。ブリキ彫刻家・秋山祐徳太子さんの作品です。ひさしぶりに玄関わきに飾って、今年の干支ウサギと猫を添えてみました。

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久里洋二さんが旭日小綬章受章

Cimg0402 アニメーション作家の久里洋二さんが618日に旭日小綬章を受章された。おめでとうございます。勲章などまったく関心がないので、どの程度大したものなのかは知らないが、おめでたいことには違いない。お祝いに伺って、といっても手ぶらでしたが、その勲章とやらを見せていただいた。さすがにきれいにはできているけど、おもちゃのようでもありました。久里さんの絵画作品の上に載せてパチリ。溶け合ってますね。

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2011年7月 5日 (火)

横断歩道を渡る鷺

Cimg0382_2 Cimg0384_800x600 Cimg0387_800x591 びっくり。津和野のメインストリート殿町で太った鯉を眺め、橋の袂まで来ると目の前の横断歩道を鷺が悠々と歩いていた。信号が変わっても車は停車したまま鷺の動きを見守っている。で、私も自転車を降りてパチリ。このあと津和野川沿いをサイクリングしていたら、川の中にも涼んでいる白鷺を何羽か見ました。毎年720日と27日は京都から伝わる古典芸能神事、鷺舞いが弥栄神社から街中へ繰り広げられるらしいけど、この街は鷺にとって天国かもしれない。夜は弥栄神社の輪くぐりで無病息災を祈願してきました。

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石見銀山の龍源寺間歩を通り抜ける

Cimg0374_800x600 Cimg0372_800x600 Cimg0373_800x600 間歩(まぶ)=鉱山の穴、坑道。初めて知りました。むかしむかし石見の山はきらきら輝いていたそう。ひょんなことから世界遺産の石見銀山に行くことになった。なんせ交通の便がよいとはいえない所なので、事前の準備がたいせつ。それでも古い町並みを眺め、武家や商家を丁寧に見ていたら時間が足りなくなった。ご親切な地元の方が車をだしてくださり、歩行区間を30分短縮。龍源寺間歩を歩いてきた。坑道約160m。頭を少し屈めて歩く感じ。中に入ったときは冷やっとして気持ちよかったけれど、進むにつれ湿気でムンムンする。上部に鑿の跡があった。ここより大久保間歩(要予約)はスケールが段違いらしく、次回はぜひ見てほしいと熱心に薦められました。

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