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2010年12月

2010年12月29日 (水)

トントさん血尿、お医者に連れていく

Cimg0002_800x600 トイレ使用後の砂が薄いトマト色だ。誰かが血尿らしい。9月にミックが膀胱炎を再発した。かかりつけのM先生はクセになると仰っていたので、またミックかと疑ったが、トントだった。トントは最近やたらに水を飲む。11歳、まだ年寄りというほどでもないけど、痩せてきたし、腎臓が弱ってきたのでは、というのが私の診断。でもM先生に診ていただくと、何か玉葱のような悪いものを食べませんでしたか、と聞く。と言われてもトントは人間の食べ物には全く関心がなく、嗜好はきわめて頑固で保守的。思い当たらない。で、まずお尻の穴で熱を測っていただく。38.8℃の微熱。ともかく何かの中毒が疑われるというM先生の診断で注射を2本。後頚部に肝臓の解毒剤?の図太い注射。これは痛いですよ、とM先生。お尻?には抗生物質とステロイドを調合した注射。考えてみるとトントがお医者にかかるのは10年前の不妊手術以来だから、じつに孝行猫なのです。家に帰ってきたトントさん、まだ血尿はつづいているけれど、みんなに優しくされてやたら元気である。ほんとのところどこが悪いのかな? としばし様子見です。ちなみにM先生はひとつお尋ねすると、100返事が返ってくるくらい熱心な方でお話し好き。とてもありがたいのだけれど、これじゃ儲からないだろうなといつも心配してます。

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映画のはしご「武士の家計簿」と「レオニー」

同じ映画館で午前と午後、友人と。昼食は同ビル内のレストランできちんと食べて。「武士の家計簿」は時代劇なのにめずらしく刀を抜く場面がない幕末のサラリーマンもの。森田芳光監督。代々加賀藩の経理担当をしてきた家の家計簿から当時の生活情景があぶりだされる。生活費のやりくりや借金の返済法など、現代に通じることが多く、おもわず頷いたり。狙いが新鮮でユーモアとペーソスの佳品。

「レオニー」は日本人との間にできた息子イサム・ノグチの母レオニーの物語。男と別れた主人公は異国日本で毅然として生き、息子を育てる。なんと10歳の息子に自分の家の設計を任せる。そして家が完成すると息子は母を2階に導き、丸窓を開けると額縁のなかの絵のように富士山が浮かび上がる。これが母へのプレゼントだと。私はここで熱い涙が流れましたね。母と息子の尊重しあう信頼関係。アメリカでは日系人として差別され、日本ではハーフとして苛まれたいわばデラシネのイサム・ノグチが世界的な芸術家として大成したのは、この母あってのことなのですね。松井久子監督の丁寧な作品。松井の第3作だそう。

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2010年12月26日 (日)

トーレ・アルゼンチーナの猫天

Auguri_2010 ローマの猫コロニーのひとつ、トーレ・アルゼンチーナからクリスマスカードが届いた。このコロニーは、素晴らしい神殿跡をお屋敷にしている猫たちが羨ましくて、猫の天国、略して猫天と私が勝手に呼んでいるところ。「ブルータスお前もか」のカエサル暗殺の現場といわれているが、遺跡の発掘作業がはじまった1926年頃から捨てられた猫が棲みつくようになったらしい。戦後イタリアの代表的女優アンナ・マニャー二はとても猫好きだったらしく、近くの劇場で芝居がはねた後は必ずここに寄って猫たちにエサを与えていたという。このトーレ・アルゼンチーナには表札も郵便受けもないけど、勝手知ったる郵便屋さんは世界中からの手紙を届けてくれるのです。すごいでしょ。

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2010年12月20日 (月)

味噌8キロを仕込む

Cimg0203_800x573 去年の暮れにつくった手前味噌がおいしい。これに自信を得て、今年も仕込むことになった。普通の大鍋と圧力鍋をつかって豆を煮て、つぶして、麹と塩を豆の煮汁で合わせたものを混ぜ、ボールほどの大きさに丸め、叩きつけて空気を抜き、容器にびっしりと詰める。朝の8時半から12時半まで3人がかりで4時間かかった。豆をつぶす作業が結構たいへん。毎年Sさんから当たり前のようにいただいていたけれど、手造りはほんと手間のかかる大仕事ですね。Sさんにあらためて感謝したのでした。

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新品になったクロスのボールペン

昔からボールペンはクロス、万年筆はモンブランを愛用している。十何年か前にクロスのボールペンをプレゼントにもらった。少し太めのつくりが気に入っていたが、しばらくするとキャップがカチッと締まらなくなり、机の引き出しに仕舞い込んだままになっていた。先日引き出しのなかを整理していて、アラ、いいボールペンがある、と目にとまった。キャップはたしかに緩いけど、ちょっと気になる程度。新しい芯を入れてまた使ってみよう、と日本橋丸善に行ったのだった。ことのついでにキャップのことを尋ねてみると、お預かりします、という。まったく急ぎませんので、と預けてきた。すっかり忘れていた頃に、丸善から電話が入った。メーカーからの返事で、古いタイプのものなので修理はできない。ついては似た新しいものと交換することでよろしいかという。こちらとしては願ってもないこと。そして後日、真新しいボールペンを手にしたのだった。無料。クロスは永久保証ですから、と。もう感激でしたね。しかも芯のお代も受け取らない。クロス以外浮気しないって、こういうことなのですね。

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仔猫の貰い手が決まったらしい

Meringhino_644x800 先月ローマの友人が知らせてきた野良ネコの出産。どうするのかしらと心配していたが、5匹とも貰い手が決まったという。よかったよかった。めでたしめでたし。そのうちの1匹。まるで八の字の眉があるようでカワユイ。生後50数日。

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2010年12月17日 (金)

お掃除ボランティア

掃除が好きである。ようやくウン万円のサイクロン式掃除機を買ってもらった。これが結構うるさいのである。音がうるさいのではなく、スイッチを入れると返事?をするし、ゴミを見つけるとピカピカ赤く点滅してゴミだゴミだと知らせるのである。うるさいのがイヤならこの設定を解除すればいいらしいが、面倒でまだしていない。とにかく絨毯の猫毛がきれいに取れるのがうれしいのである。猫どもは変なヤツがきたと用心深いが。

ところで、独り暮らしの友でまったくといっていいほど家の掃除をしない人物がいる。掃除好きの私としては信じられない話で、見るに見かねて春と秋に押しかけお掃除をするようになった。今年はそのTさんの入院などが重なって年末になってしまったが、約束通りエプロン持参で出向いた。6部屋、遣り甲斐がありましたね。掃除機を当てると絨毯の色柄がみるみる鮮やかになる。和室の隅っこに溜まった綿埃が面白いように吸いこまれていく。年賀状の住所録を整理していたTさんには部屋を移動してもらって。トイレもピカピカ。そして仕上げは家の周囲の落ち葉掃き。荷風は落ち葉掃きが好きだったらしいが、私も大好き。頭のなかを整理するのにちょうどいい。そのうえ焚き火ができたら最高なのだが。窓拭きなど気になる箇所が残ってしまったので、今回のお掃除自己採点は75点くらいか。お土産に魚の西京漬けやカレンダー、レターセットなどいただいたから、ちょっとずうずうしいボランティアかも。そうそう、春には体重計も。

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2010年12月14日 (火)

20年ぶりのお墓参り

Cimg0144_639x800_498x658 そのお寺はたしか駅を降りると線路沿いにまっすぐの道だったと記憶していた。お墓の場所もいちばん奥の左角と記憶している。でもどうしてもお寺の名前が想いだせない。ネット検索で見当をつけて出かけた。こんな仰々しいお寺ではなかったはず。駅に戻り、別の道を歩いた。道路を掃除している年配の男性がいた。尋ねるとこの先に寺はないという。折角来たのに。諦めきれず、またさっきの道のもっと先にあるもう一つの寺を訪ねたが、やはり違った。11月とは思えない強い日差しのなかを、コートも上着も脱いで歩いたのに、汗をかいた。

ひと月が過ぎた。知り合いに寺の名前を問い合わせるのはちょっと癪だった。そうだ、古い手帳に書いてあるかもしれない。物置から段ボールを引っ張り出して、その人が亡くなった年の手帳を探した。案の定、寺の名前が書いてあった。降車駅は一つ手前の駅だった。こうしてようやく20年ぶりの墓参りを果たした。黄色い花を添えたらお墓がぱっと明るくなった。来てよかった。長年の無音を詫び、近況報告をした。これでひとつけじめがつき、気が軽やかになった。人の死とは、その人自身ではなく、あとに残された者にとっての問題なのですね。

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2010年12月 6日 (月)

銀杏拾い

Cimg0200_800x595 郵便局に行く途中、憩いの森を抜けると、銀杏がたくさん落ちていた。今年はどうしたことか。拾っても拾ってもかぎりなくある大豊作。ビニール袋をとりに戻り出直した。やはり銀杏を拾いに来ていた若いお母さんの傍らの坊やが、私が拾い始めると、何を思ったか、私の袋にせっせと銀杏を入れて手伝ってくれる。ちょっと場所を移してもヨチヨチついてきて目の前にペタリと坐る。仕舞いにはイチョウの葉まで詰め込んでくれた。いくつだろう、小さい子にはあまり縁がないので分らないが、まだ言葉もおぼつかないほど。お母さんの許可をもらってパチリ。ヒロト君というらしい。なんだかとても嬉しかった。一日一美。今日のマイベストでした。

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2010年12月 5日 (日)

ビラミデのクリスマス

Img001_800x534 ローマの猫コロニーのひとつ、ビラミデからクリスマスの催しの案内チラシが送られてきた。ローマのほぼ中央に、お馴染のコロッセオがある。そこから約1.5キロほど南下したところにあるのがビラミデ。ビラミデはピラミッドのことで、紀元12年にエジプトの行政官だったカイオ・チェスティオという人のために建てられた大理石のお墓だ。この遺跡一帯は、普通の人は入れないのだが、自由猫たちの住まいになっLocandina_2010_1112 ているため、猫ボランティアは市の特別許可をもらって出入りし、猫たちの世話をしている。そしてクリスマスの時期などに一般にも特別公開されるのだ。ローマっ子も行列して見学に来る。そうした機会にボランティアは猫たちの現状も知ってもらい、援助をお願いしたり、里親探しをする。ほかにも猫にまつわるたのしい催しが予定されている。12月11日()、12日()の2日間。行きたいなぁ。

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髪を切らせてもらえませんか

Cimg0154_582x800 銀座のみゆき通りで「すみません」と、一見ヤンキーっぽい若い男性に声をかけられた。道を聞かれるのかと立ち止まると、「髪を切らせてもらえませんか」という。思わず「ひどい頭でしょ。20年近く美容院に行ったことがないの。でもごめんなさい、きょうは時間がなくて」と断った。突然こんなことを言われても何事かと思ってしまうけれど、かつて原宿で似た経験があるのですぐに分かった。そのときは懇願され、たまたま時間もあったので、ボブヘアの実験台になったのだった。もちろん無料だけれど、先輩らしき美容師が何人かで私の仕上がったヘアカットをチェックしたりして結構大変だったのを覚えている。かの有名な須賀勇介の美容室だった。目的の画廊に着き、声をかけられた話をすると、個展を開いている知人の画家が「自分でカットするときは、帽子をかぶってやると左右不揃いにならないわよ」と。なるほど、いいことを聞きました。今度さっそく実行してみます。

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三浦幸子さんの猫

Img001_561x800 銀座のみゆき画廊で日本画の三浦幸子さんの個展を観た。大作と掛け軸の小品など合わせて10点。すべて猫。ずしっと見応えがあった。三浦さんの描く猫は精悍で野生的だけど、気品もぴか一。いまいちばん私が好きな気になる猫なのです。「猫ちゃん」などと気軽に呼べないのです。そして三浦さん自身が細身なのに強靭でしなやか、しかも眼光の鋭さはまさしく猫なのです。案内葉書の作品にある猫の背後の手は有名な十一面観音の指先を使わせてもらったとか。猛暑のころの制作はたいへんだったようで、100円ショップで買った長めの手袋の指先を切って使い、汗が落ちないようにしたそうです。個展は残念ながら4日で終了。

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ホースケが小ネズミの土産

夜中、ホースケが二ャオ二ャオうるさく帰ってきたかと思ったら、まっすぐ3階のM姉の部屋へ。ドタンバタンが始まった。くわえてきた小ネズミを離したらしい。M姉がいちばんやさしいお母さんと思っているからお土産のつもりだ。私の猫データによると、2月にメジロなどの小鳥を5回も立て続けに狩猟してきて以来の獲物だから興奮しているのか。下階の私の部屋に侵入されないようにドアをバチッと閉め、知らん顔を決め込んだ。翌朝聞いたところによると、H姉が助っ人に行って、弱ったネズミを捕え窒息死させたとのこと。可哀そうだが仕方がない。昔いたブッチという♀猫はよそ様の干してある洗濯物の靴下とか庭先の雑巾とかをせっせとため込む妙な癖があった。

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